【2人声劇】魔王の見た夢
◇:〇〇様 ◆:〇〇様
【2人声劇】魔王の見た夢
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どうか覚えてて、これが 世界に嫌われた者の末路だ___
男女組み合わせ自由
世界観壊さないアドリブ🆗
言い回し、一人称変更🆗
台本貼り付け🆗
台本使用の際は、すばるさんのお歌サウンドとRiseさんのサウンドに拍手、コメントよろしくお願いします🙇♀️
すばるさんのサウンド↓
https://nana-music.com/sounds/05cf82e7
Riseさんのサウンド↓
https://nana-music.com/sounds/03f6afb4
※復刻台本です。
役
◇…王子(姫)
◆…騎士
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男性ver
台本↓
(1:30〜 イントロから)
◇「いつか君と一緒に世界を見に行きたい。それが、…僕の夢かな」
◆「それなら俺は、どこに行っても大丈夫なように、色々準備しないとだな!」
◇「頼りにしてるよ、僕の騎士様」
◆「ああ!お前はこの俺が守ってやるよ!」
◇「僕はこの国を愛してる…いつか、離れる事になっても」
◆「離れる事になった時は、俺も連れてってくれよな。約束だぞ?」
◇「…ああ…わかってるよ、僕の騎士様。…いや、違った。僕の勇者様」
◆「お前の騎士だけで手一杯(ていっぱい)なんだけどな」
(0:45 春を待つ〜)
◆「…は?なんだよ…その姿…」
◇「害悪(がいあく)。災害(さいがい)。魔を統べる王(まをすべるおう)、魔王。…僕は、人のふりをしていたんだよ」
◆「一緒に世界を見にいくんじゃなかったのかよ!?なあ!!」
◇「…君が来てくれるのを待っていた。殺し合おう、僕の勇者様」
(0:23〜)
◆「こんな運命なんて…おかしいだろうが!!』
◇「…僕の事をどうか覚えていて…これが、世界に嫌われた者の末路(まつろ)だ」
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女性ver
台本↓
(1:30〜 イントロから)
◇「いつか君と一緒に世界を見に行きたい。それが、…私の夢かな」
◆「それなら私は、どこに行っても大丈夫なように、色々準備しないとね!」
◇「頼りにしてるわ、私の騎士様」
◆「えぇ!あなたはこの私が守ってあげる!」
◇「私はこの国を愛してる…いつか、離れる事になっても」
◆「離れる事になった時は、私も連れてってよね。約束よ?」
◇「…うん…わかってる、私の騎士様。…いや、違った。私の勇者様」
◆「あなたの騎士だけで手一杯(ていっぱい)なんだけどね」
(0:45 春を待つ〜)
◆「…は?なによ…その姿…」
◇「害悪(がいあく)。災害(さいがい)。魔を統べる王(まをすべるおう)、魔王。…私は、人のふりをしていたのよ」
◆「一緒に世界を見にいくんじゃなかったの!?ねぇ!!」
◇「…君が来てくれるのを待ってたの。殺し合おう、私の勇者様」
(0:23〜)
◆「こんな運命なんて…おかしいでしょう!!』
◇「…私の事をどうか覚えていて…これが、世界に嫌われた者の末路(まつろ)よ」
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◇
ある国の王子(姫)と幼少期よりなり替わっていた魔族。
魔王の因子を持っており、それは自身が感じる幸福の中でのみ育つ。
いつか世界を見に行きたいと夢を抱きながら、世界を壊す魔王へと変わってしまった。
◆
とある国の騎士であり、王子(姫)の幼なじみ。
実力で付きの騎士まで上り詰め、魔王となる前の王子(姫)により勇者として立てられた。
…後に、魔王討伐に成功する。
魔王
世界の災厄となるもの。
生きているだけで瘴気をもたらし、あらゆる生物に害をもたらす。
勇者
魔王に対抗する存在。
瘴気に対する抵抗力がずば抜けて高い。
今代の勇者は、魔王によって幼少期から瘴気に少しずつ慣らされていた。
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以下読み物↓↓
一応前に書いた小説…外部ページ飛びます
↓拙い…!拙すぎる…!(騎士視点)
https://ncode.syosetu.com/n9541hn/
王子視点
ある国の王子は幼少期に、他の魔族の手により人間の赤子とすり替えられた。
その際、本来の王子は殺されている。
魔族と人の違いは見た目ではわからない。
魔王の因子を持つものは必ず魔族の中から産まれる。
ゆえに、魔族は迫害の対象となっている。
王子は気づいてしまった。
自身が瘴気を持っていることに。
自分が人とは違うことに。
ある日、偶然か運命か1人の老いた魔族に出会う。
「あなたの中には魔王の因子が眠っている。それはいつか、あなたを魔王に変えるだろう」
王子はその言葉を聞き、魔王と勇者について調べ始めた。
魔王はその身に瘴気をまとい、溢れ出る瘴気により人々を害した。
しかし勇者には瘴気が効かず、魔王は勇者によって討伐された。
つまり勇者には瘴気に対する耐性があったのだろう。
王子の脳裏に、ある人物が浮かぶ。
殺されるなら、彼が良い。
幼い頃からずっと一緒にいた、僕の騎士様。
魔王になる前に、夢を叶えられるだろうか。
いつか君と一緒に世界を見に行きたいと願った、夢。
王子は王のただ1人の子だった。
彼は国を、家族を、皆を愛していた、ゆえに夢は夢のままだった。
それは、最期の瞬間まで。
王子は自身が少しだけ瘴気を扱えることに気づいてしまった。
その日から、気づかれない程度に少しずつ騎士に瘴気を浴びせて行った。
初めは体調を崩していた彼も、少しずつ、少しずつ慣れていった。
彼は勇者の条件を満たしつつあった。
雲一つない快晴だった。
もうすぐ魔王が現れる
各国の占者達が予言をした為、もう時間が無いんだと悟った。
民の希望の象徴となるようにと、王子は王に騎士を勇者として立てるように進言する。
彼の実力は確かであり、その出自からもきっと希望となり得るだろうと。
王は王子の提案を受け入れ、彼を勇者として認めた。
「ああ…これでもう大丈夫だ。
きっと、彼が僕を殺してくれる」
月のない昏い昏い夜
王子は 魔王となった。
溢れ出す瘴気を撒き散らし、王子は国に向かって吠える。
「北の山脈、死をも凍るその地で私は待つ!!」
瘴気は人々を覆い、その身を苦しめた。
ただ1人、こちらを呆然と眺める彼が苦しまない事が…
王子は嬉しかった。
王子が魔王になったという報は、他国にも知れ渡る。
長い長い旅を終え、騎士は王子の元にたどりつく。
「なんだよ…その姿…」
「…僕は、人のふりをしていたんだよ」
暖かくなったら、君と旅をしてみたかった。
きっと父を心配させてしまうから、近くの村くらいの距離を。
「殺し合おう、僕の勇者様」
それは叶わぬ春の夢。
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Comment
9commnets
- 小梅@りっくんnoeさん、素敵な台本をコラボ先にてお借り致しました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) ありがとうございました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
- えびコラボ先でお借り致しました!
- らるらコラボ先でお借りいたしました。
- オリまたまた、心にグッとくる素敵な台本をお借りしました。ありがとうございます。
- こーへ〜やらせていただきました だいぶ遅れたぁ
- 夜風ルイ失礼します また素晴らしい台本だな
- 福祉ちゃんお借りしました!いつもおせわになってます!
- 関泉英多郎騎士役読ませて頂きました。 騎士視点も朗読練習で読んでみました。収録して何処かにあげたとかではないのでご心配なく。可哀想ね😢 ありがとうございました^ ^
- 🍨しゅー@☕お借りしましたm(*_ _)m