にっかり青江 声劇
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にっかり青江 声劇
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⚔️第二部隊
鶴丸国永
にっかり青江
蛍丸
【3月1日〆切】
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第二部隊 厚樫山
青江 「……おや?一期さんは何処へ?」
鶴丸 「おぉ、にっかり、戻ったか!一期はお前と入れ替わりで、近くの偵察に行ったぞ。」
青江「偵察なら、僕たちに任せてくれればいいのに」
蛍丸「心配性なんだよ。粟田口の長兄(ちょうけい)も大変だね〜。」
鶴丸「伽羅坊と浦島はどうした?」
青江「二人はもう少し、敵陣を観察してくるそうだよ。……歴史修正主義者は、どうやら奥州軍(おうしゅうぐん)に加勢し、源頼朝を亡きものにしようとしているみたいだね。」
鶴丸「俺たちはそれを阻止しつつ、余裕があれば小狐丸の捜索を……ってとこか。」
蛍丸 「阿津賀志山への出陣、最近増えてるよね。歴史修正主義者も懲りないなあ」
鶴丸「ま、この戦いで奥州藤原(おうしゅうふじわら)は力を無くすし、後に武家政権(ぶけせいけん)も確立される、となると……。この戦の結果が変わったら、歴史も大きく変わることになるだろうからな。」
青江「歴史修正主義者が執着するのも頷けるね」
蛍丸「うーん、色々考えてたらちょっとお腹空いちゃったなあ」
鶴丸「はっはっは、全く、君なあ」
青江「おや、丁度いいかな。実は、燭台切さんに軽いお菓子を持たせられていてね。ちよこれいと、と言う外つ国(とつくに)のお菓子らしいよ。一つ食べるかい?」
蛍丸「いいの?やったね。1つもーらいっ」
鶴丸「ま、今は下手に動けないからな。他の者が帰ってくるまで、英気を養うとでもするか。俺にも一つ!」
青江「どうぞ。……万全の体制で戦う為にも、こういう時間は大切にしないとね」
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