だるまさんがころんだ!
それは、嵐のように突如として現れ僕を指さして言った
「さあ遊ぼうぜ、お前の宝物は預かっているぞ」
わけのわからぬ事をと周りを見れば、正気の沙汰なし
「俺が鬼な」と言う奴を余所目に、袋小路
彼を囮にして裏かけば?
ああ、仲間を手に掛けるなんて「とっても上々ね!」
更に荒唐な顔を見せとくれ
さあ、思考を巡らすのだ
だるまさんがころんだ、つられて僕も転んだ
(だるまさんがころんだ、はやくしないと連れてっちゃうよ)
そのまま地面に伏せた、名前は呼ばれなかった
(だるまさんがころんだ、はやくしないと指切っちゃうよ)
だるまさんがころんだ、彼が僅かにふらついた
(だるまさんがころんだ、はやくしないと冷めきっちゃうよ)
ゆらりそちらを見やった、名前呼ばれて彼は捕まった
(だるまさんがころんだ、だるまさんがころんだ)
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