台本「季節感」
蓮悟の台本(無音版)
台本「季節感」
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おじい「はあ…今日も笠が売れんかった…婆さんに何て言えば良いかのう…」
おじい「おや、こんなところに地蔵様が。可哀想に…雪を被っておる。」
おじい「…そうじゃ!わしの笠を被せて差し上げよう。これで寒くなかろうよ。」
おじい「…よし。それでは地蔵様。これにて失礼致しますぞ。」
おじい「いや待て…笠だけ、というのはコーディネート的によろしくないのう。」
おじい「ふむ…地蔵様のスタイルを考えるに…」
おじい「アウターはゆったり目のカーディガンが良いじゃろう。」
おじい「あまり若ぶるのも良くない。ここはしっかりと大人の雰囲気を出しつつ…」
おじい「いやしかし、どこか遊びも入れたくはあるのう。」
おじい「下に着るシャツは少々派手でも良かろう。ストライプにしておこう。体型もカバー出来る。」
おじい「それに黒のパンツを合わせれば、シルエットも綺麗に保てるのう。」
おじい「…よし、これで良いじゃろう。…ん?」
おじい「これはいかん!笠が何とも野暮ったいではないか。取ってしまおう。」
おじい「…良い仕上がりじゃ!それでは地蔵様、爺は失礼致しますぞ。」
地蔵様「いや寒いわ。」※お爺さん役の方兼任(リスボ🐿)
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