台本「発想ガチャ」
蓮悟のギャグ本(無音版)
台本「発想ガチャ」
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青年「今分かった…俺はプロ台本師になるために生まれて来たに違いない。」
青年「そうと決まれば早速台本を書こう。導入は短いに越したことは無いからな。」
青年「…しかし困ったな。書くことがサッパリ浮かばない。」
商人「お困りですかな?」
青年「貴方は…?」
商人「私は発想を売る商人。一つ100円で、物語作りに有用なアイデアを売りますよ。何が出てくるかはランダムですが。」
青年「絶妙な価格設定だな…じゃあ試しに一つ下さい。」
商人「ありがとうございます。では…残念!ノーマル(N)です。『デート中に彼女とオカンが入れ替わるけど、気付かずに籍入れかける話』ですね。」
青年「ちょっとありがちな感じしますね。」
商人「まぁノーマルですから。もう一度引きますか?」
青年「悔しいんでもう一回だけ引きます。」
商人「毎度。では…ほう。またノーマルだ。『大したオチは無さそうなのに、ついつい目で追ってしまう毒にも薬にもならない話』ですな。」
青年「まるでこの話のようですね。」
商人「確かに。」
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