【声劇】文豪とは②
読み手: しゅーいちとうなしの 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】文豪とは②
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たのしかった!コラボ失礼しました!!!
『だあああああ!』
「っ!びっくりしたぁ
急に大きな声出さないで下さいよ先生」
『仕方がないだろ!!
見てみたまえよ、この白い原稿用紙!』
「喚くのは勝手ですが、
今日中に入稿いただかなければ
出版しませんからね」
『ま、待ってくれ!
川端も太宰も締め切りを伸ばしてもらっていたと聞く!
私とて、多少の遅延くらいは…』
「先生が引き合いに出される方々は、
皆々新作を期待されているのです
有名作家先生の新作が出るまでの暇つぶし程度の期待度しかない先生の原稿をそんなに待てるわけないでしょう?」
『君ねぇ、私の作品とて待っている者が大勢…』
「やかましい!
先生は何をふざけたことをおっしゃってるんですか!」
『ふ、ふざけてるとは失礼だぞ!』
「たかがうちみたいな弱小出版社で本出した程度で文豪気取ってる先生がふざけてないとでも!?」
『気取ってるんじゃない!私は未来の大文豪だぞ!』
「なってから言いなさい!
酒の席で、俺が文学界を引っ張ってるとかのたまってるの
バカにされてんですからね!」
『え…!?ほんとに…?』
#炭酸水の台本 #台本
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2commnets
- うなしのコメントありがとうございます〜!たのしかったです!ありがとうございました!
- Shoooooichiはじめまして!ステキなコラボありがとうございます〜🥰