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探索1日目【前編】-上-
𝑾.𝑭 𝑯𝒂𝒍𝒍🐺
探索1日目【前編】-上-
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📕𝑾.𝑭 𝑯𝒂𝒍𝒍 ~𝔞𝔫𝔬𝔱𝔥𝔢𝔯 𝔤𝔞𝔪𝔢~
𝖒𝖆𝖎𝖓 𝖘𝖙𝖔𝖗𝖞 📖
【 ゴ ー ス ト の 君 】
ᵐᵃᶦⁿ ˢᵗᵒʳʸ ᵖᵃʳᵗ² ⇢
https://nana-music.com/sounds/06ae077b 📗
ᵐᵃᶦⁿ ˢᵗᵒʳʸ ᵖᵃʳᵗ³ ⇢
https://nana-music.com/sounds/06ae0783 📙
✎︎____________
『ゲーム終了__陣営の勝利です♡』
何がそんなに楽しいのか…不快で耳障りな甲高い笑い声を上げながら、銀髪の人形がそう告げる。
『次のゲームまでまた、暫くお待ち下さい。』
銀髪の人形が楽しそうにしている反面、もう一方の金髪の人形は表情一つ変えず、ただただ淡々とそう告げた。こんなにも残酷なゲームが終わった後になんの感情もないのもまた不気味だ…。
くるみ。🌧:次……?こんな事、まだ続けるの?やだよ……お家に帰して…
今にも泣き出しそうになりながら顔を歪ませた高校生くらいの女の子が私の隣でそう呟いた____
__カチッカチッ
!?
瞬間、気が付くと最初に訪れた古びた館のロビーに立っていた……大きな柱時計がある…あのフロアだ…。
chigo🩹:(え……?何で??私、さっきまで……そうだ、隣にいたあの女子高生は?!)
キョロキョロと辺りを見渡すと先程まで一緒に『人狼ゲーム』をやっていた人達が同様に戸惑った様子でそこに居た。
chigo🩹:(だけど…ここじゃない別の空間にいたはず…人の配置も変わってる…。ええ?集団瞬間移動…?)
ばーむ☕️:あれあれ~?なーんで僕達またここに居るの??さっきまで別の場所に居たはずだよねぇ?
戸惑い周りの様子を伺う者ばかりいる中、一人の…男性?女性?が、口を開いた。
なんだか…この状況を楽しんでいるようにも見える…。
翠彩☘️:……って、いうか…さ、さっきのゲームで…しょ、処刑…された人も…居ませんか?わ、私も…その一人だったはず…なんで、生きてるの…?私……
ばーむ☕️:ん??あぁ~…確かに…あの子も、あの人も、みーんな、人狼に食べられちゃってた人達じゃ~ん!僕も食べてもらって一匹狼くん道連れにしたはずなんだけどなぁ?
くるみ。🌧:あっあっ、あの!!!皆さん!た、大変です!!!
chigo🩹:(あ……あの子、さっき隣にいたあの女子高生。)
ばーむ☕️:お!?何なに!?なんか面白そうなのあった!?
くるみ。🌧:ぜ、全然面白くなんてありませんっっ!!扉……扉が、無いんです…どこにも……
翠彩☘️:……?ど、どういう事…?ですか…?
くるみ。🌧:だからっ!出口がないんです…!
翠彩☘️:へ…?私達……閉じ込められたって事!?
くるみ。🌧:………。
翠彩☘️:……そ、そんな……
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