Worth
作曲: さばとさん、作詞: Sken
Worth
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#作詞チャレンジ
久しぶりに作詞していたら、めちゃくちゃ長くなってしまった。きっと曲にはめちゃうと歌詞に変わっていって、短くなるから良いんだけど、これはこれで詩として残しておきたいので、挙げておきます!
【作詩】
別にお金が欲しくてやってる訳じゃないよ
じゃあ、何が欲しくてやってるんだっけ?
何か欲しくてやってる訳じゃないよ
怪訝な顔して人は私を見る
「生きるって嫌になるほどお金がかかるんだよ?」
「今、君を養ってるのは誰だと思う?」
いくつの言葉が私を傷つけて
いくつの言葉が私を縛りつけて
放せ 離せ はなせよ
私は売る 自分を売る
お金のために自分を売る
欲しいものはそんなものじゃないのに
失いかけた自分が問いかける
じゃあ、何が欲しくてやってるんだっけ?
紙切れ十五枚私は渡される
何でも買える不思議な魔法
でもね 必要なものを買ったら
いつも何も残らない
救われないような気がする寒空は
ビニール袋を持つ手に容赦がない
放せ 離せ はなせよ
でも はなせないでないしょう
恥ずかしいほどに
自分は惨めだ
欲しいものは全部入っているはずの
このビニール袋がやけに重くて
嫌になりそう
過去の延長線上にしか
未来を描けないなら
そんな定規はへし折ってしまいたい
放せ 離せ はなせよ
私の価値はあなたの前でしか
証明できないものじゃない
私の価値は、、、
紙切れに変わるもんじゃない
流行りで変わるもんじゃない
私の価値は、、、
老いて変わるもんじゃない
壊れて変わるもんじゃない
私の価値は、、、
死んでなお残るもの
消えてなお残るもの
こんなことを言って泣けてくるのは
生きるという虚しさを証明するだけ
それでもなお
私は言おう
私の価値は、あらゆるものの種であり続けること
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