re【遺書】

僕：ひめか　台本im

書かずにはいられないわけも、 書きたくなくても書いてしまうわけも、 それを燃やしたり壊したりして無かったことにしてしまう理由も、 自分で自分に罰を与えて、それで安心してしまう理由も、 全てに共感しながら、大切に読ませていただきました。 素晴らしい台本をありがとうございました。 ↓以下、台本です。 ［書く音］ 書いて書いて、書き続けた そうやって僕を切り崩して出来たものは ［無音］ …ゴミの束だ ［燃える音］ 言葉を燃やした 大したことを綴ってないが、案外よく燃える 咎められもしないのに罰を与えるのは ［無音］ 幸せになるより、楽だったから ［音楽］ …好きになれなかった 変わらない日々、変えようとしない自分 勝手だな、って馬鹿にしてもいいよ ただの人になりたくなかった 一度しかない人生を何もせず浪費するしかないなんて 寂しいと思った事に間違いはないんだと あの時の僕は、信じて疑わなかった そっか、だから僕は… 書かずにはいられない訳が、今分かった気がする 君に、確かなものを遺したかったんだ 忘れられてしまえば、最初からいないのと同じだから 僕がいなくなった後も、笑っていて欲しい …けど 「僕がいなくなる瞬間は、」 「泣いてくれると、嬉しいな」 #台本 #声劇 #一人声劇 #声劇台本 #拍手返します（声劇メインの方のみ‪‪） #フォロー返します（声劇メインの方のみ）