【声劇】幼き日の天才は、

読み手:〇〇/台本:兎乃梓。

ー天才が欲しかったものは一体何か。 僕は天才だ！ 僕にかかれば何でもすぐ書けてしまうのだ。 それに、賞を貰った時はいつも喧嘩してばかりの両親も、僕を見て褒めてくれる。 だから、僕は小説を書くのが大好きだ。 でも、どんなに賞を取っても、 両親の仲が良くなることは無かった。 何回も何回も、両親の仲が良くなる小説を書いた。 でも、お父さんとお母さんは結局離れ離れになった。 「僕はどうすればよかったの？」 悲しいという感情を殺すために、 僕は今まで以上に小説を書いた。 けれど、何度賞をもらっても、僕に空いた穴が埋まることはなかった。 「僕が欲しかったものは、もっと違うものなのに！」 あれから、何年経っただろう。 時間の経過が分からなくなるほど、私は今も書き続けていた。 だが、何度書いてもこの穴が塞がることはなかった。 そしてある日突然、世間が求めるものが書けなくなったのだ。 才能が一瞬で神様に奪われたかのように。 これは、無力だった私への天罰なのだろうか。 ※プロフィールの確認をお願いします 【BGMの利用の際のお願い】 ①BGM利用の際は拍手orコメントをお願い致します🌼 ②BGMのタグは消さないでください。 #BGM #伴奏 #劇伴 #コラボ歓迎 #コラボ募集 #台本コラボ #声劇コラボ #台本 #BGM #戦闘曲 #声劇BGM #音源 #フリーBGM #暗い #疾走感 #オリジナル #オリジナル曲 #ピアノ #ダーク #オーケストラ #フリー音源 #フリーBGM #オリジナルサウンド #コラボ #コラボ歓迎 #DTM #ガレバン #garageband #兎乃台本