【声劇台本】透けるブルー、水平線
演者様のお名前「プシェ」『リシェ』
【声劇台本】透けるブルー、水平線
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素敵な台本読ませて頂きました
めちゃ楽しかったです
滑舌とか演じ分けとか音質とかは大目に見てくださいm(_ _)m
青色と青色の境界は あんなにも美しくて、
そして 憎らしい
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〇海を駆ける君が
●空を駆ける君が
(2人で)この世で1番、美しい
『確かに同じ青なのに』
「それはなんて、残酷な―――」
「ねぇリシェ、あなたのきらめく鱗が
風をきって空を飛んだら
どれだけ素敵かしら。」
『ねぇプシェ、きみの軽やかな羽が
柔らかに海を泳いだら
どれだけ素敵だろう。』
●それは仕方の無いことなのに
「こんなに広い青ですもの。
空飛ぶ魚は どうして居ないのかしら」
『こんなに深い青なんだから。
海泳ぐ鳥は どうして居ないんだろう』
『水平線の向こうで
空と海が繋がっていたりしないかな』
「あなたも冗談を言うのね。
………………素敵な、冗談ね。」
〇どうしても 愛してしまったから
(同時に)
「私達、二人で一つだったはずよ」
『私達は二人で一つだったはずさ』
●大丈夫 またひとつになれる
(2人で)透けるブルーで逢瀬を果たす
………………………………………………
焦がれる魚と鳥の話。
分かっていても 願わずにはいられない。
空と海が繋がったら、どんなに素敵だろうか。
…なんてたまに考えますが、やはり
空と海が一緒になったら 嫌だなぁ、
だってどちらも唯一無二、素敵なんです。
ふんわりと。海の青も空の青も
どちらも似た美しさがあって、
どちらも違う美しさで。
ゆっくり 雰囲気で お願いします。
セリフ割りは
「」〇…鳥(プシェ)
『』●…魚(リシェ)
です。
素敵なピアノをお借りして。
#声劇 #卯木の台本 #掛け合い
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