【声劇】ある雪の降る日の物語
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【声劇】ある雪の降る日の物語
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【声劇台本108本目】
あの日の記憶は…これからも。
アドリブ等お好きにどうぞ。
コラボの際は私と伴奏者様に拍手・コメント頂けると幸いです。
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雪が降る夜は、必ずと言っていいほどに思い出す。
君と過ごした日々を…君の隣にいれた日々を…。
君はいつも仕事ばかりで待ち合わせの時間には来なくて。
人が行き交う賑やかな駅でひとり、待ちぼうけする僕。
寒くて…寂しくて…ため息が雪のように染った白い息となる。
そんな時、絶妙なタイミングで改札口の奥から走る君。
冷えきった僕の体を、濁りのない微笑みで溶かしてくれる。
それだけで充分幸せだった。
待っている時間が一瞬だと感じるほど、君は暖かかった。
君だけだった。
君だけが、僕の希望だと思っていた。
でも、それは遠い記憶の話。
もう一度なんて思いも雪のように溶けて消えていく。
僕は、まだあの冬の記憶の中で…。
あの笑顔の君をただ、待っている。
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3commnets
- Яoƨɘ -ローズ−お借りしましたm(_ _)m
- 46猫🐈@GW中は夜にコメントするかも?お借りしました!
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