『二人声劇台本』ネクロマニア
アノヒト/ キミ/
『二人声劇台本』ネクロマニア
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古くなった殻を脱ぎ捨てて、
─────さぁ飛び立とう。
波飛沫が弾けるあの岩礁へ。
……………………………………………
「んん…」
「おはよう、目が覚めたようだね。」
「…わたシは死んだはずじゃ、どうして。」
「まぁ落ち着いて、
コーヒーと紅茶どっちがいいかな?」
「あ、えっと。その、コーヒーで。
…それで。」
「うんうん。」
「結局私はどうなったんですか。」
「生きてはいなかったかな。」
「…そうですか。」
「…でも綺麗な死体だったなぁ。」
「ぇ。」
「君のことだよ。
まさに神の奇跡だよね。」
「…なんの事ですか。
話が、見えてきません。」
「あぁ君は私の〝処置〟によって帰ってきたんだ。
…心臓止まってるだろ?」
「っ本、当だ。これ夢じゃないよね…」
「さてと続きは朝食の後で、
君とは長い付き合いになるからね。」
「…貴方は、一体誰なんですか。」
「私かい?ただの死体愛好家(ネクロマニア)だよ。」
────アドリブ&性別変更大歓迎─────
とてもシンプルな仕上がりだよ
頑張ったから怒らんといて。
死体愛好家のアノヒト
沢山の内緒事を抱えた人。
勿論その大半は他人には言えないことである。
希死念慮に喘ぐキミ
今生に嫌悪感を抱いてしまった可哀想な子。
鳥が空を自在に泳ぐ姿に憧れてしまった。
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