朗読 詩 (独り)
貴方のお名前
朗読 詩 (独り)
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独り
独りでいたい時がある。
独りでいたくない時がある。
独りはさみしくて、怖い事もあるよね。
そんな時、何をしますか。
何を考えて、何を食べますか。
どこへ行きますか。
誰を思い出しますか。
僕は、いつも、空を見上げてしまうんだ。
そこには神様がいるわけでもないし、
見守ってくれている誰かがいるわけでもない。
闇の中に光る星たちが、そこにいるだけ。
でもね、その光が思い出させてくれるよ。
生まれた日から今日まで、君が、ひたむきに生きてきた事。
今もそんな風に、色んな痛みや悲しみや、
喜びを感じて生きている事を。
頑張れ、なんて言わないけれど、
ただ優しい光が、君を見つめているよ。
そしたら、優しい風が吹いて、草が揺れて、
季節の虫の音がして、世界の全てが、生きている事を感じるかもしれないね。
だから、たぶんだけど、
君は、僕は、独りじゃないんだと思う。
独りになりたくたって、
生き続ける限り、離してもらえないんだから。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
読んで下さり、ありがとうございます🍀
四ノ宮りゐ様の素敵なBGMをお借りしました。
四ノ宮りゐ様ありがとうございます。
#四ノ宮りゐオリジナル #四ノ宮りゐオリジナル
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