虚言癖な貴女へ
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虚言癖な貴女へ
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貴女の嘘は土壁のようなもの。立派なつもりでもポロポロと落ちていく。
貴女は監視しているつもりでも、ゲージの中の生き物のように観察されている。
それでも貴女は気付かずに悲劇のヒロインを演じている。
全てを破滅させるかどうか。
いくつかのカードを手に広げ、斜め上を見ながらその蓋の上に足をのせていても、貴女はその影をただの夕方だと思って歌いほうけている。
別れた枝の片方には地獄がぶら下がってるとも知らずに。
お気楽な女もいたものだ。
夕方ではなく終焉の兆しの色だと気付いたのなら、必死に謝罪をすべきだろう。その相手となる幾人かの裁判官一人一人が判決を下し、場合によっては猶予を与えるかもしれない。
まずは分身の友人とよく相談してみるとよい。
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