無縁坂

さだまさし(グレープ)

亡き母を思い出しながら ギターを弾き、ボーカルを入れて カホンに座って そして最後にヴァイオリンを 2ヶ月ぶりに演奏しました 耳コピの為割とアバウトではありますが 心を込めて作ったサウンドです 少し前に無言坂を ともしゃんとnaoちゃんのコラボ用で歌った時 この歌のことを思い出しました フレンド様に無縁坂って思ったって コメント頂いてから特に この歌が頭の中に 時折流れていました 追記 9年前の11月の夜中に癌で闘病中の母が 病室で突然息を引き取った 寒い夜だったと記憶している 僕は慌ててダウンを着込んで 妻と車に乗り込んだ いち早く駆けつけた弟が 手を握ると まだ、少し暖かかったらしい 僕がその手に触れた時も もう動く事の無い柔らかだった手は それでも微かに暖かった 気のせいかもしれないが 確かに、そう感じたのです もっとこうしてあげれば良かったと 後悔の念に苛まれる日々が 暫く続いた 今もそれは変わらない (少し変なとこもあったのだけれど) 動物が好きで とても優しかった母 目を閉じると 大分弁で喋りながら笑う彼女の顔が 浮かんでは消える