【台本】プロローグが長すぎる ガチ本気でやった版
脚本 ハシビロ公 演者様 「よっしー=りょーた」ピアノ伴奏 いずみ様
【台本】プロローグが長すぎる ガチ本気でやった版
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夜中から頑張りました。
無理でした。
あと5秒欲しい。
ていうかこれ以上早く喋るとたぶん何言ってるのか分からなくなると思う。
ハシビロさんね、常に予想の90度直角でくるよね。
俺歌とかラップだと早口いけるけど、普段は早口苦手なんすよ。
なんでか分からんけど。
リハ、本番、ガチ本気と3回やりました。
だいぶタイムは縮めたと思う。
誰かぜひ達成して欲しい。
#台本 #声劇 #声劇台本 #フリコラ #1人用台本 #ハシビロ公 #ギャグ台本 #ナレーション台本
ーーーーー以下台本ーーーーー
ふむ、貴殿が選ばれし勇者か
私はこのデルカンダ王国を納めているペルゼティア=ムンダルク15世だ。
貴殿には邪悪なる魔王をうち滅ぼして
この王国に更なる繁栄をもたらして貰う訳だが…
まずはこの国の悲劇の歴史から語らねばなるまい…。
あれは20年前のとある朝の事だった。
いつも通り目を覚ますと
最愛の妻が暖かいドリップコーヒーをいれてくれている
いや、あれはドリップコーヒーではなく魔法瓶に予め入っていた昨日のコーヒーかもしれないし、少し高めのインスタントコーヒーだったのかもしれない。
いや、そもそも妻がいれたコーヒーでは無いかもしれない。
つまり私はその妻が入れたかもしれない
ドリップコーヒー、もしくはインスタントのコーヒーをだな。
いや、そもそも私は妻がコーヒーをいれたという所を見ていないのだ。
そしてそのコーヒーを飲み終わったその時だった。
空から魔物が飛んできて私にこう尋ねた。
「今朝の朝食はなんだ?俺の朝食はお前だ…と」
さて、私は困った。
何故なら私が飲んだコーヒーは
妻が入れたものなのか、はたまたそうではないのか
ドリップコーヒーかもしれないし
インスタントコーヒーかもしれない、
はたまたペットボトルのコーヒーを妻がいれた可能性さえある。
いや、果たしてペットボトルのコーヒーをわざわざ温めてティーカップに入れるものだろうか?
いや、それは考えにくいだろう。
すなわち
限りなく妻が入れた可能性の高いドリップコーヒー、もしくはインスタントコーヒー。僅かにペットボトルのコーヒーの可能性を秘めたもの
それを飲んだのだ。
果たしてどう説明するべきなのだろうか
妻がいれてくれた可能性の高いドリップコーヒー、もしくはインスタントコーヒー。僅かにペットボトルコーヒーの可能性を秘めているコーヒーと言えば伝わるのだろうか。
いや、これだと最早何を飲んだのか相手に伝わらないのでは無いだろうか。
そして長考の末にこう応えたのだ。
「恐らく妻が作ったであろう暖かい
コーヒーのような飲料、決して黒いがコーラでは無い。インスタントコーヒーかドリップコーヒー、もしくはペットボトルコーヒーの可能性もあるがそこは些細な問題である。
要は妻が入れたかどうかが肝心なのである。
しかし、妻が入れたという確証はないのだ。
そこにあるのは限りなく妻が入れた可能性の高いコーヒーのような液体。味から察するに恐らくブラックコーヒーだろう。
私がミルクを入れたコーヒーを好きなことを妻は知っている。
ということは妻が入れた可能性が少し低くなったということだ。
いや、ミルクを侍女が買い忘れたという可能性もある。」と
魔物はいなくなっていた。
あれ?勇者?おーい、勇者?
ふぅ…、
我が妻よ、
私に暖かいドリップコーヒーを入れてくれぬか?
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#いずみピアノ伴奏
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