壮年期:🛋テレパス
💧唄見つきの
🏫憂沢時雨
🪞蓬
🏵️ソノラ
🛤️はいねこ
🧜♀️日向ひなの
🎻yuma*
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
🛋Lyric
🏵「どう言えばいいんだろうか
🏫例えば雪化粧みたいな
🛤そう白く降ってるんだ」
🎻「寂しさ?それを言いたかったのね」
💧「そう言えばいいんだろうか
🧜♀️溢れた塩の瓶みたいで」
🛋想像で世界を変えて
お願い、一つでいいから
もう一瞬だけ歌って
メロディも無くていいから
🪞寂しさでもいいから
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
🛋Story
旭くんは意気地無しだ。意気地無しでおどおどしていて、基本かっこいいところなど一つもない。けれど、誰よりも周りを見ていて、人に寄り添えるまあるい優しさを持っている。夜子はそんな旭くんだからこそ、大好きだった。
だから、旭くんが久しぶりに連れ出してくれたデートは、夜子にとってとても居心地の良いものだった。夜子が気取った場所が嫌いなことを知っているから、水族館や夜景の見えるレストランには出向かない。隠れ家のようなカフェの中でお気に入りの本を開いたり、見知らぬ公園を散歩しながら雑談をしたり。彼の言葉も、態とらしく作り上げたものは何一つなかった。まるで明日の予定を聞くような感覚で、紅葉を眺めながら彼は言った。
「夜子ちゃんが、こんな日常をこれからも続けたいと思ってくれているなら、僕は君に伝えたいことがあるんだ」
随分と長い前置きの言葉に、夜子は思わず笑い声を漏らしてしまった。その後紡がれた台詞には、勿論二つ返事で頷いた。
その翌月、夜子の左手の薬指には、銀色の輪っかが光っていた。
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🛋Tag
#Happy_LIFE_22 #WhiteYouzy伴奏 #ヨルシカ #大雪海のカイナ
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