〈第4話〉情報屋VS天才プログラマー【後編①】
台本:由季 BGM:『陽だまり@bgm』haruki 様 イラスト:MΔWΔTΔ様
〈第4話〉情報屋VS天才プログラマー【後編①】
- 29
- 3
- 0
【Normal】〈第4話〉情報屋VS天才プログラマー【後編①】
レイ「隠すつもりはなかったの。ごめんなさい。でも、いつも通りに接してくれると嬉しいわ。(ウィリアムに)…レイ・アリューシャよ。女王陛下とは何の関係もないただの一般人。」
オリヴァー「このことは決して誰にも話さないように。話したら交渉決裂として、彼女のことも諦めてもらう」
ウィリアム「………わ、わかった!絶対話さないよ!………よろしくね、レイ!俺のことはウィリアムでも、ウィルでも好きに呼んでくれて構わないから!」
ウィリアムはレイの手を取ろうと近づいた瞬間
オリヴァー「では、ウィル。必要以上、彼女に近づかないでくれ」
ウィリアム「oh!!!」
オリヴァー「次に、セオ。」
ウィリアム「君のプログラミング技術には感動したよ!」
セオ「セオ・フィードだ。………あんたの作った消えるシステム、すごかった」
ウィリアム「………実は姉さんの受け売りなんだよ。俺なんかより姉さんの方が凄かった!IT業界の申し子って言われるくらいにね!」
セオ「もしかして、あの!?」
ウィリアム「そうだよ!ジュリア・レストレード!」
セオ「今度、詳しく聞かせてくれ!」
ウィリアム「勿論だよ!」
セオ「名前が同じだと思ってたけど、あぁ、まじかー!」
レイ「そんなに有名なの?」
セオ「師匠にお勧めしてもらったんです。ジュリア・レストレードの文献を。それでいろいろ読み漁ってたんですよ!」
レイ「…そ、そう」
セオ「はい!初心者でも超絶分かりやすいので是非!」
ウィリアムの姉の話をしているというのに、彼はどこか落ち着きがなかった
ウィリアム「ねぇ先生!もったいぶらないで教えてよ!彼女の名前は!?」
-------------☆--------------
絵師
MΔWΔTΔ様
Twitter
@maware_grgr8109
Comment
No Comments Yet.