【二人声劇】笑いの対価
読み手: 笑い者 台本:砂糖水
【二人声劇】笑いの対価
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ボッチ劇2
夢は自分でつかまないとですね
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「いらっしゃいませ
松木様、ご名声はかねがね…」
『…さすが皮肉が効いてて笑えるよ
…噂は本当なんだろうな
笑いを売ってるって言うのは…』
「えぇ、お望みとあらば…
1ボケから、漫才、コント…芸名も芸風だってお売りいたしますよ?」
『御託はいい!ネタを売ってくれ!
俺は売れてビッグになりたいんだ!
いくらかかる!?』
「松木様の力量を考慮しますと…恐れながら最低50万円からとなります」
『50…⁉…それで…俺は売れるのか…?』
「えぇ、保証しましょう」
こいつの自信は本物だった
50万で買った3ネタは他の追随を許さない完成度で
俺を賞レースの優勝に導いた
「…おや松木様
お久しぶりですね、1年ぶりでしょうか?
賞レースでの優勝、テレビにラジオ、大活躍でしたね
人気者の気分はいかがでしたか?」
『…相変わらず皮肉が効いてるな
俺が人気者だって言うなら、なんでこんなに落ちぶれてんだよ…!』
「その名声はあなたの実力で手に入れたものではございませんから
さて、本日は何をお買い求めで?
かりそめの賞賛のために、あなたはいくら出せますか?」
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1commnets
- 砂糖水使ってくださりありがとうございました! 両役しっかり演じ分けされていてすごかったです! ぜひまたよろしくお願いします!