傀儡謡～陽炎は黄泉に待たむと［イノセンス］声劇ふわり杯2023

西田和枝社中

今回はふわりさんから許可頂いて 私とは別枠で息子の声劇をふわり杯に 提出させて頂きました。 前々からこれ息子に録音頼んでたのですが、 ヘビーなファンに聴かせるには、 同じファンとして申し訳ないと 断られていた台本です。 今回息子が東京ゲームショウにゲームを 出展する事になり、数日徹夜の息子の代わりに ゲームの説明書を作ってあげたので、 交換条件として録音承知してくれました。 バトー「おめえもデカだった頃にゃぁ、 　　　　突然やってきてヤマを横取りする 　　　　連中に嫌味の一つも 　　　　タレたクチなんじゃねえか？」 トグサ「だからヤなのさ。・・ 　　　　昔の自分を見てるようでね」 バトー「フン、自分のツラが曲がっているに、 　　　　鏡を責めてもなんになる」 トグサ「鏡は悟りの具にあらず、・・ 　　　　迷いの具なり・・・か」 バトー「お互い、鏡を覗き込むような 　　　　ツラじゃないよなぁ」 トグサ「なんか技術屋らしくないな。 　　　・・・あのおばさん」 バトー「備考欄に感想を書くタイプさ。 　　　　・・俺もよく書いた」 トグサ「それで出世が遅れたんだ？」 バトー「とりあえず、あのガイノイドの 　　　　電脳は9課で確保だな」 トグサ「あのおばさんとの縁も終わりかぁ」 バトー「お付き合いしたいタイプか？」 トグサ「実は年上が好みなんだ。次は？」 バトー「ルーチンどおりにやるさ」 トグサ「出荷検査官か・・」 無線「09より907、201地区の 　　　ボートハウスで602発生。 　　　被害者はロクストール社の出荷検査官、 　　　所轄と二分署で現場を確保」 トグサ「907、了解・・・・何とまあ、 　　　　間のいいこった」 バトー「春の日や、あの世この世と 　　　　馬車を駆りだ」 #攻殻機動隊 #イノセンス #西田和枝社中 #アニソン #ふわり鏡月 #ふわり杯2023