はなのような、きみを。
貴女のお名前
はなのような、きみを。
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"ほら"
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残暑が秋を迎える日々。
《曲 in》
季節と記されたはずの四季は目を薄め、
きっと今年の秋もぼやけてしまうのだろう、と。
下書きを終えた自分が、怯えている事にも気付かず。
知っているはずの君が見えない。
色のない月を切り取って ボヤ
そこにあるのは、輪郭を忘れた暮夜。
君と手を離したばかりに。
雪はいつ過ぎたのか、在ったのか。
その花言葉すら、知らないまま。
ショウシュン
讃えることのできない頌春。
「はは。ならもう、ただの睦月でしょ」
9ヶ月と5日。
いつしか、思考さえ暑苦しさが圧する。
「…ぁ、はな__」
ショッカク
その日、それを呑み込むような触覚を知った。
ソツジ
ずっと、何もなかったから。率爾ながらに、軽率に受け入れる。
コユウショク
筆を持った。固有色を置いた。月を塗った。
花を、愛でた。
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※台本のコピペ・転載など基本的にNGです。何かあればご確認をお願いします。
【句読点などは副産物です。無視して構いません】
ある台本と、演技と、そこから生まれた二次創作。
これは思い出。たくさんの想いの詰まった思い出。
読みやすいとか詠みやすいだとか、そういうのは忘れてしまっても、ここは自分の世界だから良いのではないか、と。
たまにはそんな都合も押し通したいなと。
残ればいいんです。私の感情を置きます。
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-音楽-
「離さないから」傘村トータ 様
-効果音-
効果音ラボ様
-編集-
あさすな
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Comment
3commnets
- とわる/@最新 ヒプマイ楽曲素敵な台本お借りしました✨️
- ゆえ@低浮上お借りしました
- 🐾素敵なお話、お借り致しました🙇♀️