七月、影法師、藍色、ロッカー
n-buna ナブナ
七月、影法師、藍色、ロッカー
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少年期:🏫七月、影法師、藍色、ロッカー─Vo.憂沢時雨
https://nana-music.com/users/5070399
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🏫Lyric
昨日の青 透けた画用紙に
そっと僕を待つ 君はいないな
あぁ 何度縋っても変わらない
君はどんな答えを探していたんだ
ぱっと下がった喉の向こう
僕は何で泣いてるんだ
そうさ 君と願った夏の想いは
重なったって 揺れちゃったって
あぁ
待って なんで
暮れない夕空描いた
あのステージライト裂いて
藍を見た 宙に落っこちていたんだ
言えないのにさ
閉じたショーケースなんて
触れたってどうもないや
この歌を 影法師とロッカーに
詰め込んで笑ったって
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🏫Story
何日かうだうだと悩む日々が続き、ついにその日はやってきた。運悪く、放課後空き教室の前を通った夜子は、そこで奥ゆかしげな佐藤さんの声を聞いてしまった。
「あのね、旭くん、私……」
その後のことは覚えていない。気がつくと夜子は、舞雪ちゃんにしがみついて震えていた。泣いているところを見られたくなくて、けれど1人でいることにも耐えられなかった。
舞雪ちゃんは、いつもなら口を開けばからかいを飛ばしてくる舞雪ちゃんは、こんな時に限って溶けてしまいそうなほど優しかった。
さて、もうしばらく少年期にお付き合い頂こう。なにぶんこの章は、長さの割に密度が濃いもので、彼らの言葉では「思春期」と言ったりもするのだとか。
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🏫Tag
#Happy_LIFE_22 #ナブナ
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