ずっと空を見ていた
n-buna
ずっと空を見ていた
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少年期:🗾ずっと空を見ていた─Vo.春野
https://nana-music.com/users/9844314
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🗾Lyric
こうしたいとかはあまりなくて
あぁしたいとかも伝えないで
明日 明日 また会えたらいいなぁ、 と思うだけ
それからは知っての通りさ
僕は絵ばかり描いている
花火が散れば夏が最後でもこんな未来観なんか壊してしまうのか
まぁどうやったって 僕じゃわかっていた
頭上の全景から君が消えてゆく
もうどうなったって 僕らの目には映る訳ないから
今日をまた思い出すまで。
命日、空を描いていた
駅のホーム、クチナシ、残夏、 遠い風雲
目だけ塞いだって透くから ずっと空を見ている
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🗾Story
「あ、旭くん」
「夜子ちゃん! どうしたの?」
旭くんは、ふわふわとした表情でこちらを振り返った。何も気にしてなさそうなその顔に、夜子は一瞬だけ面食らう。だが、すぐに目的を思い出すと、ゆっくりと深呼吸をして口を開いた。
「あの、あのね旭くん。……昨日は、ごめんなさい」
「何が?」
どうやら旭くんは本当に気にしていなかったらしい。その事に安堵しつつも、夜子は自分自身に喝を入れるようにぎゅっと拳を握りしめた。
「ら、ランドセルの色!変って言って、ごめん……本当は、太陽みたいでかっこいいと、思うよ」
上擦る声と、赤くなるほっぺ。たった一言伝えることがこんなに恥ずかしいことだとは思わなかった。けれど旭くんは、そんな夜子にもいつものように朗らかな笑みを見せてくれた。それが夜子には、とても嬉しかった。
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🗾Tag
#Happy_LIFE_22 #ナブナ #ずっと空を見ていた
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