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スノードロップ / 自分
作詞 : 宇野さん
『 拝啓、「もう一度」を望まない君へ 』
心配ならなにも要らないよ
僕も食い下がればよかったの?
言葉を呑み込む
いつかと仮想したあの日が
もう戻らぬものになるのに
見ぬふりをしていたあの頃だ
そうして大人なふりをする
それは間違いだったのか
僕は、多分君も臆病で
なのに傲慢で困ってしまう
後悔ばかりが募ってしまうよ
あの日の約束、守れなくてごめんね
なにもしてあげられなくてごめんね
それすら僕らは言えないの?
この手に全て抱えたいのに
こどものままではいられないのか
言葉を呑み込む
不透明ささえ愛すしかないの
僕のヒーローはどこに行ったの
君は
平気な顔で嘘を吐く(つく)
君はたぶん、僕より大人で
だから 忘れてしまったのかな
僕はいつまでも待ち続けるよ
街の喧騒そのど真ん中にいたのは君じゃないか
退廃的な歌を歌っても
縋っているのは君だけじゃないよ
後悔ばかりが募ってしまうよ
いつもの「ごめん」は空(くう)を掻くだけで
やるせなさだけが取り残されている
呼吸(いき)さえ僕ら儘ならないね
追いかけるだけじゃ だめなんだ
僕らは先へ進まなくちゃ
これは過去への固執じゃない
未来に貪欲でいたいんだよ
だから僕は歌うんだ
後悔ばかりが募ってしまうの?
此処が旅路の岐れ路だというなら
せめて手くらい振っておくれよ、ねぇ。
そうじゃないなら、いつかまた。
君に夜明けが訪れた時
きっと素敵に花開くように
馬鹿げていると笑った「希望」を
それでも僕は
独りになる日が来たって歌っている
何も信じれなくても良いんだ
居場所が無くなっても良いんだ
嘘でも 届くといいな
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