からたち野道　フルversion 🎹

THE BOOM

戦後78年目の終戦記念日。 平和への祈念と鎮魂の意を込めて。 フレのkanakoさんの美しいピアノ伴奏に、でくらふたさんが“ひぐらし“の声を重ねられた、この曲に素晴らしい程に合ったサウンドに乗せて、THE BOOMの『からたち野道』をフルバージョンで歌わせていただきました。 言葉の一つ一つを大切に気持ちを込めたので、ぜひ最後まで聴いていただければ嬉しいです。 この曲は歌詞でははっきりとは触れられてないけれど戦争のことを歌った歌となります。 ただ、主人公や相手のこと、状況も含めて直接的に明示している部分が少なくて… それ故に内容は最初ぼんやりしてたけど、自分の中で出来歌詞を読み、歌えば歌うほどイメージがどんどん広がっていきました。 具体的に言葉にするのは難しいけれど、なんと悲しく切なくも、純粋な愛（相手や自分の住む故郷に向けた）に満ちた曲なのかと。 音楽と言葉を自分なりに落とし込んだイメージだったり感情、心境の移り変わりだったりを、そのまま声に乗せて歌わせていただきました。 この曲は以前１コーラスだけ歌わせていただいた時もそうだったけど、やっぱり途中、入り込みすぎて自然と涙が出てきたり声が詰まったりしてしまう… 今回、それでもフルコーラスをなんとか歌いきれました。 今こうして平和な生活が送れているという“日常“を当たり前のように過ごせていることが、どれだけ幸せで大切で尊いことなのかということを忘れずにいたいものです。 kanakoさん、でくらふたさん、ありがとうございました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 赤い実にくちびる染めて
空を見上げる
これ以上つらい日が来ませんようにと
飛び石踏んだ

からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あのひとのもとへと続く道

紅い血にくちびる噛んで
空を見上げる
もう二度とつらい日がきませんようにと
まぶたを閉じた

からたち野道 垣根の小道
泣いたらだめよと沢の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あの人の歌がきこえた道

赤い実にくちびる染めて
空を見上げる
これ以上つらい日が来ませんようにと
飛び石踏んだ

からたち野道 草笛小道
泣いたらだめよとなずなの小唄
からたち野道 はるかな小道
あなたのもとへ駆けてゆきたい

ひとりぼっちの陽だまり小道
いつも二人で歩いてた道
こずえの花を摘みとりながら
泣きべそかいては困らせた春

からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたち野道 あの日のままの
あなたのもとへ駆けてゆきたい #ブーム　#THEBOOM #宮沢和史 #からたち野道 #だば歌