始発とカフカ
ナブナ
始発とカフカ
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幼年期:🚉始発とカフカ
💧唄見つきの
🤝木綿とーふ
🏖️海咲
🌄ラムネ
👠くろ
🏫憂沢時雨
🪞蓬
🎆月瀬ひるく
💖小日向 奏乃
🏵️ソノラ
🛤️はいねこ
🧜♀️日向ひなの
🌕いろは
🚉全員
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🚉 Lyric
🛤伝えたい事しかないのに何も声が出なくてごめんね
🏵僕は毒虫になった そんなに興味もないと思うけどさ
🪞時間が惜しいので今度は手紙をしたためるとしようか
🤝不甲斐ない一日を 今日も始発の便に乗って
🧜♀️見返すには歩くしかないのに上手く足が出なくてごめんね
👠アベリアが咲いている 眼下の街を眺めている
🌕窓の桟の酷く小さな羽虫を掬って押し潰した
🌄初夏の風に靡いた、白花が今日も綺麗だった
💧教科書にさえ載っていない心情は
🏖️今日が愛おしいようで
🏫誰かがつまづいたって死んだふり
🚉僕らは はら はら はら はら 心を知って征く
今更 ただ、ただ ただ、ただ 花を摘まんでいる
💖あなたは カラカラ カラカラ 遠くを歩いて征く
🎆震えた言葉で書くまま紙が終わっていく
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
🚉Story
青い本が心配した通り、まだ物語の面白さも分からない子どもたちは、本のことを踏み台にしたり、積み木を立てる地面にしたり、太鼓の代わりにしたりした。
『やこちゃん、まゆきちゃん、もうこりごりだよ』
「ほんのくせになまいきね」
舞雪ちゃんは腕を組んでふんっと鼻を鳴らした。最初は可愛げがあった彼女も、慣れてしまえばただの我儘な女の子だった。だが、夜子の方は少しばかり反省したのだろう。お昼寝の時間になると、青い本を鞄の中にしまっておいてくれた。
そこでようやく、青い本の住人達はゆっくり休むことが出来た。彼らがやってくるまでは。
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🚉Tag
#始発とカフカ #nbuna
#Happy_LIFE_22
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