ǝsɹoɯǝR 【𝗕𝗿𝗲𝗮𝗸】
厭に生温い風が吹いた初夏、
あれは学校の帰り
話すことに夢中になっていた私は
大きく目を見開いて叫ぶその顔を
不思議そうに見ることしかできなかった。
瞬間、私は重く強烈な衝撃を受けた。
そのあとは、よくわからない
気づけば自分は宙に浮き、下にいる
”私だったもの”を見下げていた。
ああ、私、
おばけになったのかな。
🫧私.
🌟まぐ
🐬椰々
👻くるす
🎐
🐬 潰された私の体躯は
🐬 酷く脆い固形と化して 🫧
🫧 音ひとつしない市街地で
🫧 忌々しい不祥を呪うのさ 👻
👻 道徳の向う側で
👻 あなたは吠えている 🌟
🌟 淡泊な言葉の裏側が透けているよ
🐬 真昼の無彩色を不穏な色にして 👻
🫧🌟🐬
本当に馬鹿な嘘つき
🎐
薫る夏風に誘われて
霞む死神も泣いていた
🌟 始まりの合図が轟いて 🐬
咽ぶ飛行機雲
閉塞と千の世迷言で
回る膿んだ世界が終る前に
🫧 夢の中さえもずっと 🌟
🎐
焼きつけたいの
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🫧(+Chorus)
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#とても素敵な六月でした #Eight
#ǝsɹoɯǝR
――〈そこの角で起きた事故の発見者の子、
まだ学校来てないんだ。〉
〈ああ、あの子ね、目の前で”見ちゃった”から
ショックでなにもかも忘れちゃったんだって。〉
〈そりゃあショックだよね、
すごく仲が良かった子の、なんてさ。〉
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