【声劇】第二話 怪しい商人+招かざる客人=黒い影の報せ
商人役:よっしー&りょーた 客人役:よっしー&りょーた
【声劇】第二話 怪しい商人+招かざる客人=黒い影の報せ
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エフェクト使えば一人二役できますね。
今度の作品は招かざる客人です。
世界的に活躍してるモデルの友達なんですが、名前がナナちゃんという笑
まぁしかしプロモデルとしては世界トップクラスなので、招かざる客人っぽさは出てるかと。
そもそもそういうテーマとコンセプトに近い作品なので。
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物語のあらすじ:
大いなる大地の最西端に、流天(ルーテン)の御遣いの鉈(ナタ)は、商店を構えている。流天から都の危機に関する一報を受けた彼だが、その翌日もいつもと変わらぬ様子で店先に立っていた。都に変わった様子は無い。行き交う人も、空も、街も……あの客人が訪れるまでは、確かにそうだったのだ。
【注意】この台本はシリーズ作品となっています。当台本単体でも声劇をお楽しみ頂けますが、ストーリーを把握されたい場合は是非前作からご確認ください。
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台詞振り分け:
★:鉈(ナタ)
☆:怪しい客人(流天の伝書鳩)
★「どうも、まいどあり〜……はぁ。ったく、シィ・スゥの奴め。店番をサボって都の監視に行きやがった」
(歩み寄る革靴の音。足音が止まる)
★「はいはい、いらっしゃ……ん?」
(帽子を取り、顔を見せる客人)
★「(流天(ルーテン)の伝書鳩か)」
☆「おい。何のために私が、こんな格好をしていると思う」
★「え?ああー、アンタもしかして──」
☆「二度も同じ事を言わせるつもりか?」
★「ハハ。別に誰も聞いてやしないのに、芝居なんぞいいでしょう」
☆「危機感を持て、ナタ。失敗は、都の破滅に直結する……まあ、いい。時間も惜しい。手短かに伝達するぞ」
★「別にこっちは聞きたくもないですがねぇ」
☆「まあそう言うな──昨日(サクジツ)、都全域で不審な商品の動きが見られた。それも、特定の商品を大量に、複数の卸(オロシ)からだ」
★「中身は?」
☆「パーティにお誂え向きの肉類や酒が殆どだ」
★「そりゃあ、お城でパーティでもやるんでしょう」
☆「そうだと良いのだがな。だが、加えて数百枚にものぼる鏡が必要なパーティだそうだ。果たして、その肉や酒は食用かな?」
★「……儀式臭いな。魔女絡みか」
☆「すぐに調査に取り掛かれ。今度は通達を無視してくれるなよ、このサボり魔め」
★「へいへい」
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あとがき:
皆さんこんにちは。台本を書かせていただいています、七梨と申します。
前回の宣言通り、新シリーズの2話目となります。シィ・スゥは都の監視中なので、今回はお休みです。代わりに連絡係もとい伝書鳩の登場です(ちなみに、名前は追々明かされる予定。お楽しみに)。
今作はお互い拘って読んでも割と90秒に収まるように書きましたが、伝書鳩は堅物でクールなイメージですらすらと読んでいただくと収めやすいかと思います。ナタはかなり余裕があるので面倒くさそ〜〜に演じてやってください。
今回もフリー音源を効果音共にお借りしました。効果音の編集は……今後もうちょっと勉強します。(苦笑)
それでは、彼らと共に都を救いましょう。次回もよろしくお願いします。
*閲覧ありがとうございました
*素敵なBGMお借りしました(闇取引/かずち様)
*素敵なSEお借りしました(効果音ラボ様)
Comment
2commnets
- よっしー=りょーた
- 七梨@声劇台本を書く人「コラボ感謝する。お前は、都の人間か?……そうか。ならば、今夜はもう家へ帰れ。"何故か"?……知っていても知らなくても、問題ない。明日には全て終わることだ(by.伝書鳩)」 台本を演じていただきありがとうございました!また是非演じにお越しくださいませ!