泣いた振りをした
ナブナ
泣いた振りをした
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幼年期:💧泣いた振りをした─Vo.唄見つきの
https://nana-music.com/users/1235847
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💧Lyric
「ある日やっと降り出した雪に
青空が恋をして
空になった雲のポケットの隅から
アメを降らせたんだ」
「そのカエルは頭に咲いた花が
ただ嫌になったから
枯らせ方を探して旅に出よう
これで僕も普通になろう」
そんなおとぎ話を書いてる
君の好きなあの絵本の續きを
聞かせたいと思うのだ
さぁ口ずさんで 口ずさんでから春が来て
僕ら気まずくないように
明日の方を向いて笑っているんだろう
忘れないで 忘れないでよ、ねぇ
この話は君のために書いた話だ
本当は僕は、こんな絵本を
描くことが夢だったんだ
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💧Story
夜子は賢い子どもだったから、本との約束をきっちり守って誰にも秘密を話さなかった。けれどある日、たった一人の大親友にだけ、その秘密を零してしまった。
大親友の名前は舞雪ちゃんと言って、とっても可愛くて気の強い女の子。夜子の話はつまんないなんて言うから、ついついヒートアップして口走ってしまったのだ。
『あーあ、やくそくって、いったのに。なんでつれてきたの?』
「だって、まゆきちゃんがうそつきっていうんだもん!」
頬をふくらませながら舞雪ちゃんを指さした夜子だったが、彼女の表情が目に入った途端、怒りなんてすっかり吹き飛んでしまった。舞雪ちゃんは、目を真ん丸くして夜子と本を交互に見たあと、瞳をキラキラと輝かせて叫んだ。
「すごい!ほんとうにほんがしゃべってる!」
夜子は、本と顔を見合わせると、ちょっと得意げな顔でくすりと笑った。こうして、一人と一冊の秘密は、二人と一冊の秘密になったのだった。
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💧Tag
#n-buna #泣いた振りをした
#Happy_LIFE_22
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