【声劇】追憶

鳴瀬

この続きを考えて丸2年経ちました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 少女(？) 少年(17) 当時(5) 泣いている君を今度は僕が＿＿＿ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 少女 ︎┊︎ 「大丈夫？」 少年 ︎┊︎ 森の中、1人で泣いていた僕を君は助けてくれた。 少女 ︎┊︎ 「迷子になってしまったのね。もう大丈夫よ。 私に着いてきて。」 少年 ︎┊︎ 色白で黒くて長い髪が印象的だった。 少年 ︎┊︎ 「君は？」 少年 ︎┊︎ それはまるで、 少女 ︎┊︎ 「さぁ、着いたわよ。」 少年 ︎┊︎ 「……え？君は？」 少女 ︎┊︎ 「私はそっちには行けないの。」 少年 ︎┊︎ 「どうして……。」 少女 ︎┊︎ 「さぁ、行って。もう迷い込んではだめよ。」 少年 ︎┊︎ 彼女の目には涙が浮かんでいた。 少年 ︎┊︎ 「なんでそんな悲しそうな顔するの……？」 少女 ︎┊︎ 「……っ」 少年 ︎┊︎ 「君はどうしてここにいるの。君は一体、」 少女 ︎┊︎ 「行って…！早く。…もうすぐ、日が暮れるわ。」 少年 ︎┊︎ 少し歩いたところで振り返ると彼女はおらず、 僕は家の前に立っていた。12年経った今でも 僕はあの少女を探している。 あの日の記憶を辿って。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ -素敵なBGM- EINE様より「追憶」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ #声劇 #鳴瀬の台本 #拍手返します