とけて、解けて。

演者 : 〇「　様」●「　様」/ 台本 : あさすな

“本当は貴方への贈り物だったの” ______________________________ 《00:00周りの声や環境音》 ●「これひとつ」 ○ 虚ろな声で ●「これひとつ」 ○ いつも選ぶのは ●「これひとつ」 ○ 誰のため、ですか？ 《1:16音入り》 ○「これ、貰って来たけど食べます？」 ●「よく辞めないよね」 ○「貴方に会えるから」 ●「ここ以外では他人、なのに？」 ○「それでも、会えるから」 ●「…いらない」 ○「え？」 ●「マドレーヌ。好きなわけじゃないし」 《0:55》 ﾜｶ ○ 大人ぶっていれば、少しは解る気でいた。 ○「…幸せにできないなら。これ以上見ないで」 ●「…見ようとしてるのは。君でしょ」 ﾜｶ ● 解ったフリをしていれば、子供になれる気がした。 《0:35》 ○「…！知らないもん！貴方のこと」 ●「…」 ○「なにもわからないから！大人の事！何考えてるかなんて！」 ●「やめろよ、」 ○「わかろうとしたくても、」 ●「俺だって…！俺もわかんないから！大人とか子供とか、なんなんだよ」 《0:14》 ○ただ、気持ちだけで。 　　　　ﾎﾄﾞ 心までは解かないように。 《0:08》 ○「大人になるってこうゆうことですか？」 ●「これ以上は、知っちゃだめだよ」 《指輪を置く音》 ______________________________ ※台本のコピペ・転載など基本的にNGです。何かあればご確認をお願いします。 「台詞」モノローグ《ト書やタイミング》 ・記載してあるタイミングは目安です。ご本人様のやりやすいタイミングや演出に合わせて変更して構いません。 ・「、」「…」「！」などはただの副産物です。気にせず思ったまま演じてもらって大丈夫です。 ・アドリブ・性転換可 言葉遣いや語尾、言い回し。一人称などもご自由にどうぞ。 ●社会人/男性（性別転換可）/年齢不問。 実年齢より若く見られがち。一人っ子。 あるデパートにある洋菓子屋でマドレーヌを買う習慣がある。数年前までいた子供の大好物に縋っているが、その事は誰も知らない。 自分が大人ぶってるだけの事に気付いてない子ども。自分自身の核心に気づけない。大人の世界に飛び込んだだけで腑に落ちている紛い物。人を見る事だけは割と出来る。 ○社会人/女性（性別転換可）/20代前半〜中盤。 年相応の面持ち。2人姉妹。 あるデパートの端にある、あまり人気のない洋菓子屋に勤務している。その理由は単純で、幼稚とも捉えられる。 姉のせいで実年齢よりは精神年齢が育っているが、子供は子供だと認識（自身含め）。少し大人びた自分に気付かず、大人に見せようとしたせいで大人になりきれない、俯瞰できない、結局のところ子ども。 ______________________________ -音楽- DOVA-SYNDROME様にて 「木漏れ日」もっぴーさうんど様 -効果音- 効果音ラボ様 -編集- あさすな #色葉 #台本 #声劇 #声劇台本 #コラボ用 #掛け合い #2人用声劇 #二人用声劇