⏳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
満更でもない表情で観測を続けていた
止まないチャイム、放たれた帳と
食べきれずに残したパンケーキ
苦悶に歪む肖像画
鏡を見てるようだった
だのに、なのに、どうして
口の端は釣り上がるのだろう?
刹那、ざわめいた
望まれない生は骸を喰らってた
愛されない生は問いを続けた
痛覚さえも、蹂躙さえも、
性罰さえも、醜悪さえも、
愛おしくて
快楽の果て 快楽を得て
初めて私は" "となる
快楽の果て 快楽を以って
皆さまを迎えるよ
快楽の果て 快楽の、はて?
何故泣いてるの?
望みは今、叶えられ、噛み締めて
満たされたのに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『さて、これからどこへ行こうか。
ひとまずはこの冷え固まった表情と感情を何とかしないと。楽しいことに心が動かされないなんて、それ以上につまらないことは無いからね。』
気を抜くと緩く上がって戻らない口角を手で引っ張ると、謎の既視感を覚える。この既視感の正体を探る術なんて持ち合わせていないけど。
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