Masqueradeメンバー紹介
ネコフェス 2023 Summer
Masqueradeメンバー紹介
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◆Masquerade(マスカレイド)
この歌を聴け、僕らこそ王者。人気急上昇中のゴシックお耽美系ユニット。ゴシック調の曲、重厚な曲をメインにしている。
リーダーは真魚。クールでかっこいい真魚と、攻撃的で可愛い景虎の対称的な2人で組んだユニット。仕事中はしっかりサポートし合うが、オフでは全く関わらないビジネスライクな関係……のはずだが、今後お互いのことをより理解しあった時に何かしらの変化が起こりそうな予感……!?
🍵九重 真魚 ココノエ マオ (cv.憂沢時雨)
「僕は与えられたタスクをこなして、最高のパフォーマンスをする……それだけだよ」
生真面目な性格ゆえに妥協することなく練習を重ねてきたため実力はある。だが、冷たい印象のためメンバーと反りが合わず芽が出ない期間が長かった。景虎の自信過剰な言動に呆れつつ、アイドルとして順調に成長してきた才能に思う所があるとか……?
💘三毛門 景虎 ミケカドカゲトラ (cv.はいねこ)
「ボクらにお前たちみたいな雑魚ユニット敵うわけないじゃん!人前に出て恥ずかしくないレベルになってからデカい口叩けよな~!」
背は小さいが、態度と叩く口はデカい。だが、バカ高いプライドは影で努力を重ねている自負の裏返しでもある。最初は真魚のことをクールぶっててムカつく奴だと思っていたが、その実力とアイドルへの熱意を知り相棒に格上げしてやっていいかなと思っている。
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─Masquerade SS①─
トップアイドルになるには色々な要素が必要だ。
秀でたルックス、高い歌唱力、ダンスのセンス、ツキを呼び寄せる運、それを維持する努力──だがその全てを持っていてもアイドルとして輝けるとは限らない。才能があっても数多くのライバルに埋もれて芽が出ないアイドルもごまんといる。
九重真魚もそんなアイドルの1人である。
🍵「失礼します」
「あっ真魚くん!待ってたよ~!」
ぴしりとした礼をしながら入室した真魚をニコニコと出迎えたのはこのネコプロの社長である。
「私の部屋にきちんと挨拶して入ってくれるのなんて真魚くんくらいしかいないんだよね~」
そんなことをべらべらと喋っている社長の後ろに、もう一つ人影があることに真魚は気付いた。高校生くらいの少女だろうか?リボンやフリルを多用した服装をしているが、その服に見合った整った愛らしい顔立ちをしている。このプロダクションは男性アイドルをメインにしているので、社内で職員以外の女性を見るのは珍しい。
そこでやっと社長は真魚の視線に気づき、少女を真魚の目の前に引っ張り出す。
「この子は三毛門 景虎くんだよ!」
🍵「みけかど……かげとら?」
女性にしては厳つい名前だ。まさかと思いもう一度少女を見ると、少女はにやりと笑い……はいていたスカートをぴらりとめくった。
💘「ざぁんねん。期待したァ?」
可憐な唇から零れたのは思いの外落ち着いた声。そしてスカートの下は男性物の下着。こうして少女──いや少年の性別がはっきりとした訳だが、彼の品のない言動に真魚は思わず顔をしかめた。
💘「昔から良く女の子に間違えられるんだよね。まぁボクの可愛さなら仕方ないけどさァ」
「いやー本当に逸材だよね!真魚くんにはこの景虎くんとユニットを組んでもらおうと思います」
🍵「は……その、彼と?」
「うんうん!真面目でクールな真魚くんと、コケティッシュでキュートな景虎くん!正反対すぎる2人のユニットなんて絶対話題になるよ!」
💘「えー?コイツなんか根暗そうで嫌なんだけど」
僕だって嫌だけど、と思わず言い返しそうになる。話題になる前に解散するのではなかろうか。だが、景虎は真魚の手に勝手に腕を絡めると不敵に笑った。
💘「まぁいいや。やるからにはボクらでトップアイドルになってやろうじゃん!よろしくね~!」
トップアイドルになるには色々な要素が必要だ。
秀でたルックス、高い歌唱力、ダンスのセンス、ツキを呼び寄せる運、それを維持する努力──そして何よりアイドルとして観客を魅力するカリスマ性。
不覚にも景虎の笑顔に一瞬見とれてしまった真魚はそれを誤魔化すように、不機嫌に答えた。
🍵「……僕について来れるならな」
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✧BGM✧
Simexoz様
https://nana-music.com/sounds/04682f44
✧illustration✧
あんに。様
✧Tag✧
#Simexozオリジナル
#九重真魚 #三毛門景虎 #ネコフェス
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