2人声劇「籠ノ鳥よ、天ツ風に舞え」
泙かごめ/ことのは逢 那須与一/凪
2人声劇「籠ノ鳥よ、天ツ風に舞え」
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コラボさせていただきました☺️
素敵な台本と演技と
ご一緒させていただき、ありがとうございます✨💕🤗🍀💐
#ことのは声劇
ーーー以下、凪さんのキャプションよりーーー
🏹🏹🏹🏹🏹🏹【台 本】🌊🌊🌊🌊🌊🌊
※かごめはお姉さん系でも少女系でも🆗🆓
※🆓マークは好みで♪(入れても入れなくても🆗)
※台詞/語尾変更🆗、台詞短縮等アレンジ🆗
※台本/STORY/登場人物等コピー🆗
□源と平の血を継ぐ姫君/泙かごめ(なぎの かごめ)
■花弓の名手で源氏武者/那須与一(なすの よいち)
SE(源平の合戦)
□「...愚かな、元は同じ血、
なぜ憎み殺しあうのでしょう...」
■「姫、平家の本陣(じん)に行かれるのは、
お止めください」
□「源と平(げんじ と へいけ)、
どちらの血も引く「泙」(なぎ)の宿命(さだめ)、
この戦(いくさ)止めなければ」
■「きっと捕まり殺されます!」
□「与一、貴方の慈悲(じひ)で生きてこられた、
命(めい)に背(そむ)いてまで、
私をずっと守ってくれて、ありがとう」
SE(平家からの早文(ふみ)を開き読む)
■「『泙は、贄の血なり__?!、馬上にて鬼の瓦の的砕き、成就せば命助け候__?!』__、おのれ!、姫を戦戯(たわむれ)に使うか!」
SE(怒りで文を破り捨てる)
(牢にて最後の夜を迎えるかごめ)
□「夜明けには私も、
'父上母上(みな)'の元へ参ります」
□「籠(かご)ノ鳥...、でも、貴方という広い'空'(そら)に出逢えたこと、忘れはせぬ」
□「与一、私の分まで、生きて...」
SE(頬を伝い落ちる涙のしずく)
SE(戦場にて、馬のいななきと共に)
■「那須与一、参る!」
□「与一!?、なぜ此処(ここ)に来た!?、
この波、嵐...!、決して叶わぬ!、
射損(いそん)じれば、貴方も殺される__!!」
(■「いざ!」)
(□「__ッ!」)🆓
■「幾百幾千と続く後の希望(世)のため、
貴女には一日とて永く生きていてほしい!、
私は心からそう願う!」
(□「与一...!」)🆓
SE(花弓を引き絞る)
■「南無八幡!、
願わくは、この矢、外させ給うな__!」
SE(花弓を放つ)
■「今、天ツ風に舞え!!」
(羽根の様に舞い散る花弓の花弁)
(※目安11.5秒~重なりながらでも大丈夫です)
(□「矢よ羽ばたけ」)🆓
■「波も砕け」
□「嵐も超えよ!」
■「闇を貫く!」
□「鳥(ひかり)となれ!!」
■□「われらの ねがひ かなえ たまえ!!」
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🏹🏹🏹🏹🏹【 登 場 人 物 】🌊🌊🌊🌊🌊
□泙 かごめ (なぎの かごめ) 声/演: コラボ者様
源氏と平家どちらの血も引く、『泙』(なぎ)の家系に生まれた、美しい姫。外の世界を知らない。
『泙』(なぎ)一族は、元々は両家に意見できる平和の象徴的な存在であったが、源平の不仲による戦乱が激しくなるにつれ、いつしか『泙』の血は、「混血の不吉の子、忌まわしき鬼子」として、源氏と平家どちらにとっても邪魔な、忌み嫌われた存在となっていった。
そんな戦乱の憎悪の感情を意味無くぶつけられた『泙』の一族は、源氏からも平家からも迫害を受けるようになり、歴史の陰で人知れず一人また一人と惨殺されていく。そして『泙』の一族で残る者はいつしか、かごめただ一人となっていた。
生まれてからずっと四国の山中の縁寺に保護/幽閉されていたところを、源頼朝から処刑の命を受けた那須与一に発見され、一度は殺されかける。しかしかごめの平和を願う優しい心を知ることになった与一は、自分の愚かさや源平の戦いの無意味さに気付き、ついに彼女を殺すことができなかった。そして逆に与一の機転によって密かに彼の元で匿われ、何度も命を助けられることになる。
一族の願いを胸に、いつの日か源氏と平家が手を取り合い、共にいつまでも平和な世を築いていくこと、憎しみが消える世界が来ることを心から願っていたかごめだが、ある日、与一とお忍びで出かけた時に、偶然に生まれて初めて源平の戦いを目の当たりにし、大きな衝撃を受ける。
「自分は表に出ることも許されない、何が起きているかを知ることも許されない、童唄通りの籠の鳥だった」と。そんなかごめは一人決意を新たにし、まるで『泙』の宿命に導かるように、与一の目を盗み、霧の暁にたったひとり、平家の本陣へ源氏との和平を説くために向かうのだが__。
■那須 与一(なすの よいち) 声/演 : 凪
若き源氏の武士。源氏の並み居る武士たちの中でも一、二を争う弓の名手。
「矢を美しく射ること」を自身の生きざまとし、背負う箙(えびら)に入れた矢には、それぞれに色とりどりの花を付けている。敵や的を正確に射ながら風流に花びらを散らす、「花弓」の使い手としても知られていた。
ある日、源氏の頭領 源頼朝から直々に、『泙』一族の生き残りであるかごめ姫の探索と暗殺の命を受ける。姫を発見し物陰から即座に射殺そうとするが、亡き母が作ってくれたという童唄を唄いながら、亡き父から貰った毬をつく、彼女の澄んだ心と優しい瞳に触れ、与一は涙が止まらない。殺意は慕情へと変わるのであった。平和の象徴として、彼女だけは後の世まで生きてほしいと切に思い、その傍で彼女を命をかけて守り続ける。
主君の頼朝の命に背き、かごめ姫を匿い続けるが、避けようのない平家との戦乱と宿命の波は、ゆっくり少しずつ、2人の傍に忍び寄るのだった。
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🏹🏹🏹🏹🏹【S T O R Y】🌊🌊🌊🌊🌊
時は1185年__屋島。
皇位継承を巡り、崇徳上皇と後白河天皇が争った「保元の乱」をきっかけとする「源氏」と「平家」の争い、すなわち「源平合戦」の始まりから数え、既に30年の月日が流れようとしていた。
栄華を誇った平家の時代は終わりを告げ、源氏の攻勢により平家は徐々に南へ追いやられていく。
そして今、平家一門の運命をかけた、屋島の戦いを迎えようとしていた。
海上の平家、陸上の源氏、天候は大雨、嵐の如く風が吹き荒れ、雷鳴轟く中、向かいあう両軍。
そんな折、ひとときの戯れ事とばかりに、
一艘の屋形舟が平家側の波間に漂う。
舟と岸までの距離は約一丁。(※109m) そして、
平家の本船には引き出された美しい女人が一人。
屋形舟の上には恐ろしき鬼の形相した瓦が一つ。
『平家と源氏、どちらの血も引く泙(なぎ)の一族は、忌鬼子(いみご)、呪われし血なり。さすれば、この戦の狼煙(のろし)として、かの忌鬼子を生け贄(にえ)とするのも一興なり。源氏の武士(もののふ)よ、誰ぞおらぬか。贄の身代わりとして鬼の瓦の的砕き、流鏑馬(やぶさめ)にて成就(じょうじゅ)せば、かの忌鬼子の命、助け候(そうろう)。当たるも一興(いっきょう)、外すもまた一興なり__。』
悪天、距離、馬上、水面に揺れる舟、鬼瓦__
決して成就できない不条理、的砕きを前にして、一人の源氏の若者だけが決意の名乗りをあげる。
「那須与一__、参る!」
この屋島の的砕きの一月の後、
檀ノ浦にて、平家滅亡__。
弓を射た源氏の若武者..。
贄と呼ばれし泙の少女..。
この後2人が生き延びたのか、
どのような人生を送ったのか、
全てを知る者、伝える者は
今は誰一人とていない__。
これは歴史の陰で力強く生きた2人の、
もう一つの源平の物語である。
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ことのは声劇
Comment
4commnets
- ことのは逢(あい)@Android
- 凪【☘️5/17-低浮上/コラボ感想は現在停止中🙇】逢さん♪😊、羅生門の和風コラボ以来っ!😁久しぶりに共演が聴けて嬉しいです!😄、連続投稿シリーズ第5弾に素敵なコラボをありがとうございましたぁ!✨(*´∀`*)、逢さんのかごめ姫からは由緒正しき大人な高貴さと一族の誇り、そして一人の女性としての純粋な慈しみの眼差し/与一を想う心をリアルに感じます!😳、初めて戦場を目の当たりにした「愚かな~殺しあうのでしょう」の動揺と慟哭も、熱い想いを胸に秘めた「宿命!止めなければ!」の固い決意も、そして一言一句に感謝と慕情が詰まった「生きてこられた~ありがとう」も!😢、どの言葉にもその繊細な表現に胸を締め付けられましたし!😭、囚われの最後の夜、穏やかで凛とした覚悟の「皆の元へ参ります」と、与一を想い感情昂る「籠の鳥...でも~私のぶんまで生きて」、この静と動2つの表情にも、心の涙腺を刺激されまくりでした!🥺、逢さんの奏でる雅で情熱的な言葉紡ぎが後半も本当に印象的で、ハイライト「なぜここに来た!?」の抑揚や「~貴方も殺される!」の吐息に、ドラマチックな臨場感押し寄せて、私の感動と興奮も最高潮!😳、奇跡を祈る姫の姿が浮かぶ「矢よ羽ばたけ!」→「嵐も超えよ」、そして天をも焦がす熱き願い!「鳥(光)となれ!」この情熱的な熱演も、まさに矢が一筋と光となり鳥となり羽ばたく幻想の情景が見えて!👀、二つの想いが今一つに重なる「我らの願い、叶えたまへ!」&残響の素晴らしさに、最後まで物語に心熱くシンクロできましたよー!😆、感動と興奮満載の素晴らしい和の熱演と、美麗で艶やかで凛々しい♪豊かな表現魅力的なかごめ姫に改めて心からの感謝を♪😁、5連続台本もこれで完結ですが、新台本もまた必ず投稿するので♪☺️、新旧共にまたぜひ素敵なコラボ待ってますね!😉次回共演も楽しみにしてます!🤗☘️
- ことのは逢(あい)@Android
- ⚜️聖 ひじり 🌞カッチョイイ( ✧Д✧) 👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨