忘れないように 色褪せないように
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どこまでも青く続く澄みきった空。地平線からもくもくと立ちのぼる雲。木々の間を通り抜けていく風のにおい。晴れた暖かい日に感じられる外の空気が大好きだった。大好きな場所で、大好きな二人とずっと一緒にいるんだろうなって、なんとなく思っていた。望まなくても、意識しなくても、それは簡単なことだろうなって思っていた。だって、何も変わらずにこのままでいるだけなのだから。
そゆちゃんが突然引っ越した。一緒にいられないのは寂しかったけれど、元気に過ごしてくれたならそれがいいなって思った。
私たちには言えない理由があったのかもしれない。頼ってもらえるほど私がしっかりできてないのが悲しかった。
今まで通り、ずっと、いつまでも。それは口で言うよりもすごく難しいってことが、だんだんわかるようになった。気付けば、今まで当たり前に感じていたことを望むようになっていた。望むだけで、私は何もできないままなのも悲しかった。
二人が笑顔でいてくれるなら。それだけでいいって思うこと、それすらも叶わなくなっちゃうのかな。
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lyrics
もう忘れてしまったかな 夏の木陰に座ったまま
氷菓(あいす)を口に放り込んで 風を待っていた
もう忘れてしまったかな 世の中の全部嘘だらけ
本当の価値を二人で探しに行こうと笑ったこと
忘れないように 色褪せないように
形に残るものが 全てじゃないように
言葉をもっと教えて 夏が来るって教えて
僕は描いてる 眼に映ったのは 夏の亡霊だ
風にスカートが揺れて 想い出なんて忘れて
浅い呼吸をする 汗を拭って夏めく
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Cast
☀️風茜 -Fua- cv.まぁる。
Instrument
→ https://nana-music.com/sounds/05f0e0be
#WhiteYouzy伴奏
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