私の生まれた≪地⛩線≫ 2/3
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私の生まれた≪地⛩線≫ 2/3
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お酒を呑まない
堅物な父が
年に一度だけ
決まって深夜
深酒をする
《荒れ果てた庭園(にわ)》を眺める後ろ姿の
肩が震えてるのが辛かった
私に近づく者は
大抵不幸になった
呪いを振りまく少女
《ヤバい妖術で国を治めたとされる
古代の女王【妃巫女】(ようじゅつつかいヒミコ)》
私を庇った男子も
誰にでも優しい教師も
陰で意地悪する女子も
等しく私を孤立させた
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