騎士と野獣(声劇台本)
騎士「」 野獣「」
騎士と野獣(声劇台本)
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#小さな恋のうた #アコギ #KTAKE #木崎旬
#声劇台本 #ファンタジー #2人用台本
#BL #GL #台本
金ローで「美女と野獣」をやっていたので便乗してみました。アレンジ歓迎です。BLでもNLでもGLでもお好きにどうぞ。(長いので後ろの方とかとカットしちゃって大丈夫です。)
野獣「愛する人ができたと言ったら、笑うか?」
騎士「え!?本当ですか!?」
野獣「ああ。本当だ。」
騎士「どんな子なんですか?」
野獣「そうだな……生意気で、意地っ張りで、私に口答えばかりして……いつも無茶なことばかりする。」
騎士「うわ……そんなやつのどこに惚れたんです?」
野獣「……誰よりも優しく、真っ直ぐなところ、だな」
騎士「へぇ!でも良かったじゃないですか!これで両思いになれれば、やっと呪いが解けますね!どの辺に住んでる子なんですか?」
野獣「ん(騎士を指さす)」
騎士「え?」
野獣「ここにおる」
騎士「え……わ、私?」
野獣「こんな醜い野獣に愛されるのは、嫌か?」
騎士「い、いや!だって、私はっ……たまたま怪我をしてこの城に迷い込んだ死に損ないの騎士で……美女でもなんでもないし……!わ、私などでは……あなたの呪いを解いてあげられない……」
野獣「お前と一緒になれないくらいなら、私はこのままの姿でも構わない。お前を愛しているんだ」
騎士「そっ……!そんなの!わ、私だって……」
野獣「私だって?」
騎士「私だって、あなたを愛しているんです!でも!あなたの呪いは全然解かれないじゃないですか……!やっぱり私じゃ……」
野獣「待て」
騎士「え……?え、え、え!?」
王子(野獣)「戻った」
騎士「申告しないとだめなやつだったんだ……!」
王子(野獣)「これでやっと、お前とキスができるな」
騎士「ふぇ……!?」
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