ぬい
君島大空
ぬい
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あらりゃ
「涙なんて枯れたわ」
「嘘が上手くなっただけさ」
“忙しない日々”が忘れさせていくんだって!
新しい匂いで胸は満たされてゆく?
「横目に伸びてく幼い僕を許して」
目が合った! やっとね 終わり際で
絵に描いた空の夜の手前で
また遊べるような気がしたよ
抱きしめる度にはぐれて
遠退く僕らはきっと手を繋いでいるから
物足らなくていいのさ!
夕暮れに手を伸ばしたら
きみの匂いがそっと
きらめくなら
振り向かなくていいかな
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