記憶行き/Plastic Tree
Plastic Tree
記憶行き/Plastic Tree
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さよなら。
僕の事が思い出せなくても泣かないでね。
お伽の国の嘘だ。
ほんとはすこしだけ泣いてほしい。
午前4時。まだ暗い駅。
僕は始発を待っているところ。
消せないメールだらけ。
携帯を開けば、夢灯り。
願いごとひとつだけで、何処まで行けるのでしょう。
君まで続いているレールが優しく軋んだ。
電車は<記憶行き>です。
あのとき、「またね。」と告げた事。
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