Free 日々の風は秒針と共に溶けゆき
人々は色彩を名付ける
Free 忙しのない雑踏に少し疲れて
路地テラスの良さげな椅子 伸びをした
自転車配達員は急ぐ ブレーキの音に猫が跳ぶ
転がって汚れた毛並みの不可思議な模様にclose upする
嘘みたいな本当の話 あれは異世界のエントランス
そこまでにして視線を戻し 木漏れ日と共にぼんやりしてる
かじりかけのビスケット 紅茶にちょっと浸して
時計はそろそろ13時を指す
人生の意味がちょっとだけわかったような
気になったけれどまだ置いておく
City peel
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