【漫才】病院【声劇】

医者:Shooichi、患者:〇〇　台本:花淵菫　BGM:(ノ_＜)のぼ

医:(問診表を見ながら)なんだこれ、きったない字だ。〇〇さん、どうぞ！ 患:はい。 医:今日はどうされました？ 患:風邪かな？ 医:いや、違いますね。 患:なんでだよ。喉も痛い、咳が出るし── 医:馬鹿は風邪引きませんからね。 患:誰が馬鹿だ！　馬鹿じゃねえよ！ 医:でも、この問診票を見る限り、ID67くらいじゃないですかね？ 患:……IQじゃねえの、それ。 医:ああ！ 患:俺、滅茶苦茶頭良いからな！　風邪だ、風邪！ 医:まあ、本当に風邪なら病院に行った方が良いと思います。 患:病院だろ、ここ！！　何処で診察を受けてるんだ、俺は！　本当にって、なんだ！　調べろ！　検査してくれ！ 医:叫ばないでください。喉の痛み、悪化しますよ？ 患:お前のせいだろう？！ 医:あと、さっきから言おうと思っていたんですけど 患:ああ 医:どいて貰って良いですか？　そっち僕の椅子なんで。 患:……なんで最初、そっちに座ってたんだよ！　どくよ。良いの？　この丸椅子で。 医:お客様を誠心誠意もてなすのが、僕たちの仕事なんで。 患:……違うと思うけれどね。 医:風邪って事にしておきましょう。ご一緒にインフルエンザの診断書は── 患:いらねえ！　薬出してくれ、薬！ 医:かしこまりました。…..(咳払い)……またのお越しを、心よりお待ちしております！ 患:二度と来ねえよ！ 医:あ(深刻な声色) 患:何、どうした？ 医:(笑いを堪えながら)この問診票……僕が書いた……前の方のカルテ── 患:ふざけんな！！ #台本 #声劇台本 #漫才 #コント