【植物図鑑】ナガミヒナゲシ
動画:Comic/BGM:あくせ
【植物図鑑】ナガミヒナゲシ
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こんにちは。
道草大好き人間のComic です。
今日は『ナガミヒナゲシ』についてお話ししたいと思います。
春になると街のあちらこちらで見掛ける、オレンジ色のあの花です。
ナガミヒナゲシは1960年代にヨーロッパから渡来。
ケシ科ケシ属の花です。
開花は4月~5月。
ヒナゲシの仲間ですが、丸い果実をつけるヒナゲシと違い、細長い果実、即ち、長い実をつけることがナガミヒナゲシの名前の由来になっています。
この花を摘んでる人は見たことがありませんが、摘まないのは正解。害虫や動物から身を守るためにアルカイド性有害物質を含有しているので、素手で茎を折ったりすると手がかぶれる恐れがありますので、気を付けて。
何か年々増えている気がするなと思っていたら、「けし坊主」と呼ばれる細い実の中にはなんと1600粒の種が入っているそうです。
地面に落ちた種は靴の裏やタイヤにくっついて、あちこにち運ばれます。
またアレロパシーという周辺植物の成長を阻害する物質を根っこに持っているため、駆除対象になっているそうです。
花言葉は「慰め」「癒し」「平静」
観賞用として輸入された花が今は駆除対象。
人間のワガママに振り回されてるみたいで、ちょっと可哀想ですね。
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