【長編BL台本】綺麗な君に恋をした【第10話】
櫻井「カミト」山田『ブイ』
【長編BL台本】綺麗な君に恋をした【第10話】
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櫻井くんお前は男や…...!
▽櫻井くんの手が、熱い
「お前何考えてんだよ!」
『あ、あの、さ、櫻井くん、』
「桐山に触らせようとするし、俺に話しかけてもこねぇし!」
『そ、それは、まだ、怒ってると思って』
「っ……俺といなくて平気なのかよ!」
『え、?』
「お前が撮りてぇって言ったんだろ!!だったら撮りに来いよ!!」
『ま、待ってて、くれたの?俺が、話しかけるの』
「っ……ムカつく。なんで、俺ばっか」
『……』(櫻井の頬に触れる)
「触ってくるくせに、俺の気持ちもわかってねぇくせに、」
『……綺麗』
「っ……うぜぇ」
(「」:リップ音)
『へ、?』
「謝んねぇからな……」
『っな、なんで』
「気づかねぇお前が悪い」
『……っ、櫻井くんって、』
「なんだよ」
『だ、だめだよ、お、俺なんかに!』
「それやめろ。俺は山田だからキスしたいと思った」
『っ、……お、おかしい、よ、』
「山田、俺を見ろ」
『え、』
「1回しか言わねぇから」
『な、なに?』
「俺は、山田のことが好きだ」
『さ、櫻井くん、』
「手の届かない存在なんかじゃねぇ、お前が手を伸ばせば届くだろ。」
『……っ、お、俺、なんかが』
「ここまで言わねぇと気づかねぇんだもんな」
『ご、ごめっ、』
「で、返事は?」
▽櫻井くんの視線が、熱い
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