【長編BL台本】綺麗な君に恋をした【第8話】
櫻井「カミト」山田『ブイ』
【長編BL台本】綺麗な君に恋をした【第8話】
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泣くな…櫻井くん…僕も泣いちゃうから
▼最初からわかってた
山田に惹かれてることくらい
「結構撮ってんだなぁ……」
『う、うん、今日撮ったの合わせると、250枚くらいに、なる、かも』
「撮りすぎじゃね?つーかその写真ってどうしてんの?」
『の、残しとくよ、ずっと、ね』
「ふーん。たまには山田だけの写真も撮らせろよ」
『だ、だめ、だよ!さ、櫻井くんは、き、綺麗だから、いいけど、俺は、櫻井くんとは、違うから』
「俺と何が違うわけ?」
『な、なんて、いうか、櫻井くんは、手の届かない存在、で、キラキラしてる、星、みたいな』
「手の届かない存在?」
『憧れ、でも、あり、その、なんていうか』
「……俺が、もし山田のこと」
『その星を、お、俺は、ずっと、見上げていたいんだ』
「っ……山田は、その星を手に入れたいとか思わねぇの?」
『そ、そんなこと!思わないよ!てか、あ、ありえない!俺は、っ、ず、ずっとその輝きを、見ていたいだけだから、お、俺、なんかが、ありえない!』
「……はっ、そうかよ」
『?……さ、櫻井くん?』
「っ、うぜぇ」
『な、なんで、』
「ほんっと、うぜぇ」
『な、泣いて、るの?』
「お前に俺の気持ちなんて一生わからねぇよ」
『っ、さ、櫻井くん、ごめ』
「っ、わかってねぇのに謝るなって言ってんだろ!」
『あっ、ま、待って!』
▼ああ、なんで泣いてんだよ
……ほんと、だせぇ、
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