【二人声劇】大正純恋歌

読み手: shooichi、ビビット　台本:砂糖水

良家のお嬢様ってどんな感じだろう？？ 「」ビビット 『』Shooichi ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ボケっとした顔をしているわね」 『愛子さん…？なぜこのような場所に？ 良家のご令嬢が私と一緒にいては箔に傷をつけると常々…』 「お説教は聞きたくないわ 差し支えなければここで呆けている理由、教えてくださる？」 『…行きつけの店のことを少々』 「あのカフェーのこと？」 『カフェーではなく純喫茶です』 　　　 「私からしたらどちらも同じよ 私勇さんにお話があってきましたの」 ダンスホールに同級生と行くことになりましたのでお相手を頼みたくて」 『…そのようなお誘いはとても光栄ですが 皆さまがいかれるような格式高い場所で愛子さんのお相手など務まりませんよ」 「…私とは身分が違うから一緒に踊ってくださらないの？」 『私は身分で人を判断しません しかし今こうして話していることすら、誰かに見られてしまえば愛子さんに迷惑をかけてしまう 私の信念であなたの人生に傷をつけるわけにはいかない」 「そう…世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし… またお話しましょう、ごきげんよう」 『…うぬぼれるな…僕が桜であろう訳があるまいに』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー #台本 #砂糖水の台本 #声劇 #声劇台本 #シリアス #コラボ歓迎 #愛 #恋 #お昼 #純喫茶 #2人声劇 #大正 #片思い #片想い #二人声劇 #大正時代 #大正ロマン #喫茶店 #桜 #暗喩 #令嬢 #学生