第一話 部員集め
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第一話 部員集め
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盛大に祝われていた女の子は、アツシと呼ばれていた。
礼を言った後、彼女はさっきの派手な少女達がいる机へ向かった。
アイドル部の話をしているようだ。
誕生日の少女が近付いてくる。
💠凪咲「アイドル部、入ってくれるんですか…!?」
アツシ「あ〜、話聞きに来たっていうか。例えば、練習は週に何回かな〜、とか。」
💠凪咲「週一、水曜日だけよ。自主性に任せる方針だから。毎日部室は開けるわ。他の曜日は練習したければすればいいし、部室でお喋り、勉強、何でもしていいわ。勿論水曜日だけ部室に来るのでも構わない。」
アツシ「あ〜それ、超アタシ向き〜!即決!入りまーす!」
☂️崩華「! ありがとう…それじゃあ、名前を教えて…下さい。ここに、書いて。…下さい。」
アツシ [叢雨 鳩紫 (ムラサメ アツシ)]
💠凪咲「アツシって、本名だったのね。男の子みたいね。」
🌓鳩紫「アハハ、それ、超失礼〜!(笑) この名前、気に入ってんの。」
💠凪咲「あ…悪かったわ。私、つい思ったことを口に出してしまうところがあって…」
🌓鳩紫「冗談っすよ先輩〜(笑) こんなの慣れっこに決まってるじゃないですか〜!」
💠凪咲「…本当に悪かったわ。」
🌓鳩紫「気にしない気にしな〜い!はい、もう私部員だから。そっちのお嬢ちゃんも、よろしくね。」
☂️崩華「お嬢ちゃん…って……。なんで皆一目見て私の学年がわかるの…。」
🌓鳩紫「それは、キミがかわいいから!」
☂️崩華「…」
崩華は不満げにしてみせるが、目は鳩紫を捉えない方向へと大きく逸れていた。
🌓鳩紫「…なに、変な顔してんのっ? かわいい顔が台無し〜〜」
☂️崩華「…あまり、言わないで。そうやって、わたしに付け込もうとしても、無駄。」
🌓鳩紫「アハハ!この子おもしろ〜い! アタシ、気に入っちゃった♪」
鳩紫は崩華の頭を軽く撫でる。
崩華は低身長をコンプレックスに思っているのだが、容姿はとても恵まれているのだ。その事実に本人は気付いてはいない。
こうして、アイドル部設立に必要な3名の人間が揃った。
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