裏山で歌いました
【歌詞】
体じゅうが穴だらけ 血をこぼしている
しばりつけた足先をただよじったって
質量をもつ幸福の鎖がもう消えない
コインを貸してあげる
ふくれてははじけた
糸と針でつないだ
耳元へと吹きかけた甘い息
呪いの音 終わらせないでね
近づかないでね
都合のいい見た目をして
都合のいいことを喋る
けだものを求めたけだもの
乱れの無い計測機器が捉えるのは気持ち悪い人
ここはダメだ
居られないと
分かりながらそれでもまだ
魂があると言い張るの
口移しの毒を吐き出して
逃げたのは 底のない
暗い世界ですにゃあ
唾飛ばしてめくった
カードの柄もう読めない
爪食いこむ前足そっくりの生き物のこと図鑑で読んだわ
地球の裏 25グラムの嘘 消えない頭痛と
深くまで堕ちて行きましょう
汚れた愛
汚れた意志が捕らえるのは知らない人だけ
ずっと泣いてずっと泣いてずっとずっと泣いてずっと泣いてずっと生きていくでしょう
その体 土に還ろうと
それでもまだ死ねない
そういう選択だ
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