和劇【羅生門怪鬼譚】
鎌足?紅影鬼?/チョコマキ 綾麿?蒼炎鬼?/凪
和劇【羅生門怪鬼譚】
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久しぶりの声劇投稿+凪さんとコラボ!
少し変なとこあるけど頑張りました!
和風系の声劇は少し苦手だったけど頑張ってみました!
楽しかったです!ありがとうございました!
【登場人物】
◆『蒼炎鬼』(そうえんき)
青鬼軍の先鋒部隊を率いる青鬼。
地獄でも指折りの剣士である。地獄の火の山で生成した燃盛る炎の剣で罪人や人間を焼き尽くす。
『双魂の術』を使う。
前夜に『綾麿』を襲う。
勝敗不明__。
◇『紅影鬼』(こうえいき)
赤鬼軍の先鋒部隊を率いる赤鬼。
地獄でも指折りの剣士である。地獄の針山から生成した鋭い長剣で、罪人や人間を串刺しにする。
『双魂の術』を使う。
前夜に『鎌足』を襲う。
勝敗不明__。
◆『不知火中将 綾麿』
(しらぬいちゅうしょう あやまろ)
常に妖しい微笑みを浮かべ、飄々とした雰囲気を醸し出す公家。だがその名前を知らない者はいないほどの剣の達人である。扇子には暗器の小刃も忍ばせる。鬼との戦いの為に帝から妖刀「村雨」を賜る。幕府や鎌足率いる御庭番に対しては嫌悪感不快感を露にし、鬼との戦いに乗じての御庭番衆抹殺を目論む。野心や出世欲が異常に強く、日の本にとっては諸刃の刃とも言える危険な男。
前夜に『蒼炎鬼』に襲われる。
勝敗不明__。
◇『御庭番小頭 鎌足』 ※性別変更可
(おにわばんこがしら かまたり)
女性ながら、次の御庭番の頭の最有力候補の忍で、現頭領や幕府からの信頼も厚い。忍流の鎖鎌にも長けているが、関東随一と言われている程の剣の使い手でもある。鬼を斬るために打たれた刀「鬼切丸」を鹿島神宮より賜り、京都で鬼たちの襲撃に備える。護衛役の綾麿の危険な性格や本質をいち早く見抜き、綾麿暗殺もやむ無しと判断、鬼との戦いに乗じて暗殺の隙をうかがっている。
前夜に『紅影鬼』に襲われる。
勝敗不明__。
【その他解説、補足】
『双魂の術』(そうこんのじゅつ)
鬼が自身を強化する秘術。
殺した相手の魂を喰らうことで、相手の姿形や声、死ぬ直前までの思考すらも全く同じに化けることができ、人はもちろん鬼ですらも正体を容易に見破ることはできない。
殺された者(魂を喰われた者)は無間地獄に堕ち、永遠に無音の闇地獄をさ迷うことになる。
化けてから、最初の暮れ六つの刻(翌日の夜)を迎えると術が完成、相手の生命力を完全に取り込むことができる。偽りの体は裂け、その中から力を増幅した狂気の鬼の本体が姿を現す。
『村雨』(むらさめ)
一閃すれば究極の冷気を放ち、この世の邪悪を退け妖魔を治めると伝えられる。その魔性の輝きに魅せられた多くの人の血を吸う妖刀。村雨の持つ想像を絶する力はどんな鬼も欲して止まない。
『鬼切丸』(おにきりまる)
鬼の血で打たれ磨がれたという、鬼や魑魅魍魎を滅するために作られた名刀中の名刀。妖力だけでなく強さと速さも兼ね備えており、鬼切丸の持つ想像を絶する力はどんな鬼も欲して止まない。
【物語のあらすじ】 Long Version
人の業、深淵の果て、地獄__。
永い時を経ていく中で、日々増えていく罪人の数。そんな堕落した人間界に対し「鬼が侵略し、征服統治すべき」という不穏な考えが、鬼たちの間で暗黙の思想となり広がりをみせていた。
そして人間界と地獄を繋ぐ羅生門を統治する大王/閻魔が、ある日突如とし人間界への侵略を許可する詔を発布したことで、地獄の鬼たちの混乱混沌は最高潮に達することとなる。
元々不仲であった青鬼たちと赤鬼たちの対立抗争も激化。人間界への支配権を争い、青鬼軍と赤鬼軍の双方が敵対したまま__、それぞれに羅生門を抜け、人間界/帝の本拠、京都への侵略を開始する__。
時を同じく、人間界、京都__。
鬼たちの侵攻を受け、混乱する京都の街。時の帝は事を憂慮し、日の本に並ぶ者無しと言われる剣の達人でもある、公家『不知火中将綾麿』を長とする近衛隊を結成、京都と自己の護衛にあたらせる。
そんな中、江戸城御庭番衆小頭『鎌足』を頭とする忍たちが、江戸幕府/将軍からの援軍として京都に入る。表向きは帝と京都の護衛だがこれは口実であり、裏では将来的な朝廷/公家たちへの圧力を強めるための偵察や工作、鬼との戦いに乗じた重要人物暗殺という秘密任務も帯びていた。
その意図に気づいた『綾麿』率いる公家近衛隊と、御庭番衆『鎌足』らとの対立もまた、京都宮中内において一触即発、緊迫を増していくのであった__。
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Comment
1commnets
- 凪【☘️コラボ感想等反応数日遅れます☃️】チョコマキさん♪😄、お久しぶりです!🤗、こちらの和風台本にも素敵なコラボをありがとうございました!✨(*´∀`*)、物語の妖しい世界&飄々としたねっとり系の綾麿の表情に素敵に映える鎌足で、重厚でミステリアスな和の雰囲気を表現してくれて嬉しいです!😉(会話のテンポも本当に話しているみたいで、更に物語の世界に引き込まれました!😳)、闇にゆらめく炎のような悠然と構えた声のトーン、煌めく瞳に熱く魅せられまくりです!😆、「~東番のはず」「襲われたそうで?」&綾麿の言葉遮る「御安心を...」「仇も取りましょう」などなど、語尾に込められた猜疑心と嘲りの表情が素敵っ!👏、一触即発な互いの表情が鮮明に浮かんできて、その場の緊迫感の高まりがリアルに伝わってきましたし!😉、逆に鬼と問われてからの細やかな感情表現、「~ましたから」の余裕&「私こそが鬼と?」このキッとにらみ返すような憤りの表現とのコントラストが凄くお気に入り!😁、心理戦的な「なるほど~お咎めはないか」→鐘の音とも素敵に交差する挑発の応酬「血のように赤き~ふさわしいかと」に、最後まで鎌足のミステリアスクールな魅力に、魅せられ胸を熱くさせられた感激の90秒でした!🤗、妖しい高らかな笑い声での共鳴/呼応に、ゾクゾクが最高潮!😆、ハイライト「どちらが人か!」の力強い挑発と繋がりの高揚感も、『互いの正体は人か鬼か!?』物語に込めたテーマが熱く伝わってきて、作者としても大興奮&感無量です!!👍️、スリリングかつ臨場感に溢れた素晴らしい熱演と、強さを秘めた妖艶美麗で魅力的な鎌足に、改めて心からの感謝を!😳、まっくり少しずつ♪新しい台本を色々と制作中なので!😁、新旧含めまたぜひ素敵なコラボ待ってますね!😄次回の共演も楽しみにしてます♪🤗☘️