台本⑫　7.8

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【12-7】 ──ドアが開き入店の音 ⚜️「こんにちは、郵便でーす」 📕「わ、雪だらけ！ ちょっと待って、タオル持ってくるから」 ⚜️「あ、大丈夫です！蒼葉優莉さん、こちらに受領のサインをお願い……あれ？ コレ……」 📕「ん？ もしかして郵便屋さん、雪印カードの事、知ってる？」 ⚜️「というか……この手紙、毎回私宛もあるんです。ココに載ってる図形、カードの雪の絵に似てますね」 📕「やっぱりそう思う？」 ⚜️「はい。これは何の本なんですか？」 📕「心理検査、だって」 🌿「つまり、 精神機能や心理状態の検査をして性格傾向や知能レベルの判定材料に……あら、横からごめんなさいね」 ⚜️「あ、く……じゃーなくて病院のっ」 🌿「いいのよ、工藤で。隠す事じゃないわ」 📕「ええと……お知り合い？」 ──鞄から封筒を取り出して見せる 🌿「皆さんの、お仲間です☆」 【12-8】 ⚜️「呪いの手紙、ですか？」 📕「それは例えなんだけどね。あんまり良い物ではなさそうで……」 🌿「そうですね。何らかのサブリミナル効果を狙っている可能性はあるかもしれない」 ⚜️「サブリミ……？？？」 🌿「人間の潜在意識にこっそり働きかける事を、そう言うの。つまりね……」 ──ドアが開き入店の音 　　入ってきた人物に注目する三人 🌕「え、あ、すみません、休憩時間……ですか？」 📕「いいえ！ こちらこそすみません、大丈夫です、営業してます、どうぞ！」 🌕「そう、良かった。……あら、紬さん？」 ⚜️「リアさん！」 🌿「まぁ、さすが配達員さんね。顔が広い」 ⚜️「あ……どうしよう、あの、リアさん」 ──側へ行って、コソコソ話す 　　※(実はですね、ここにいる人たち……) 🌕「(⚜️に) 大丈夫ですよ」 🌕「(皆に) 私も雪のカードを受け取っている者です。お話、聞かせて頂けますか？」